ひきこもりの息子をもつ親の体験プロセス : ひきこもりへ移行してから危機的状況を脱するまで (特集 レジリエンス)
デジタルデータあり(科学技術振興機構)
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書誌情報
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- 資料種別
- 記事
- 著者・編者
- 花嶋 裕久
- シリーズタイトル
- 著者標目
- 並列タイトル等
- Experiences of Parents with a Socially Withdrawn Son : From Transition to Social Withdrawal and Overcoming Critical Situations
- タイトル(掲載誌)
- 質的心理学研究 = Japanese journal of qualitative psychology / 日本質的心理学会『質的心理学研究』編集委員会 編
- 巻号年月日等(掲載誌)
- (17):2018
- 掲載号
- 17
- 掲載ページ
- 25-42
- 掲載年月日(W3CDTF)
- 2018
- 出版事項(掲載誌)
- 東京 : 日本質的心理学会 ; 2002-
- 出版地(国名コード)
- JP
- 本文の言語コード
- jpn
- 件名標目
- NDLC
- 対象利用者
- 一般
- 所蔵機関
- 国立国会図書館
- 請求記号
- Z74-C847
- 連携機関・データベース
- 国立国会図書館 : 国立国会図書館雑誌記事索引
- 書誌ID(NDLBibID)
- 028983873
- 整理区分コード
- 632
- 要約等
- Long-term experiences of parents living with a son aged over 30 years, who was socially withdrawn and dependent were investigated. The processes from initial withdrawal to overcoming critical situations, such as domestic violence, were examined. The parents asked for help from a third person when their son’s condition could no longer be ignored, and because the parents could not understand him even after repeated communication attempts. However, it was not easy to find a good advisor. Sometimes they were criticized or hurt by disappointing responses. Especially, the mother felt a strong sense of isolation during the initial period. She often regretted and reflected on her child rearing methods. On the other hand, her husband understood her and supported her by dealing with the problems together. The parents changed after meeting a good advisor and they came to understand distinct methods of dealing with their son, felt relaxed as a result of sharing the problems, and became able to keep an appropriate distance from their son by obtaining accurate knowledge and information.本研究は,30歳を過ぎても社会的自立をしていないひきこもり状態の息子と同居する親が,その長い年月のなかでどのような体験をしているのかについて検討したものである。息子がひきこもり始めてから家庭内暴力などの危機的状況を脱するまでのプロセスに焦点を当てた。息子が見過ごせない状況になり,わかり合えないやりとりを繰り返していた親は,第三者に助けを求める。しかし,よき相談相手がすぐに見つかるとは限らず,批判されたり,期待外れの対応をされたりしてかえって傷つけられることがあった。また,初期の母親の孤立感は大きく,育て方への後悔や反省を繰り返していた。一方,夫の理解や一緒に問題に取り組む姿勢が母親の支えになっていた。よき相談相手と出会うことによる親の変化とは,息子への具体的な対応の仕方がわかること,問題を共有することで気持ちが楽になること,知識や情報を得ることで息子と距離を置けるようになることだと考えられた。
- DOI
- 10.24525/jaqp.17.1_25
- オンライン閲覧公開範囲
- インターネット公開
- 連携機関・データベース
- 科学技術振興機構 : J-STAGE
- 要約等
- 本研究は,30歳を過ぎても社会的自立をしていないひきこもり状態の息子と同居する親が,その長い年月のなかでどのような体験をしているのかについて検討したものである。息子がひきこもり始めてから家庭内暴力などの危機的状況を脱するまでのプロセスに焦点を当てた。息子が見過ごせない状況になり,わかり合えないやりとりを繰り返していた親は,第三者に助けを求める。しかし,よき相談相手がすぐに見つかるとは限らず,批判されたり,期待外れの対応をされたりしてかえって傷つけられることがあった。また,初期の母親の孤立感は大きく,育て方への後悔や反省を繰り返していた。一方,夫の理解や一緒に問題に取り組む姿勢が母親の支えになっていた。よき相談相手と出会うことによる親の変化とは,息子への具体的な対応の仕方がわかること,問題を共有することで気持ちが楽になること,知識や情報を得ることで息子と距離を置けるようになることだと考えられた。
- DOI
- 10.24525/jaqp.17.1_25
- 関連情報(URI)
- 連携機関・データベース
- 国立情報学研究所 : CiNii Research
- 提供元機関・データベース
- Japan Link Center雑誌記事索引データベースCiNii ArticlesCiNii Articles学術機関リポジトリデータベース
- 書誌ID(NDLBibID)
- 028983873
- NII論文ID
- 40021542563130008024049