デジタルデータあり(HERMES-IR(一橋大学機関リポジトリ))
すぐに読む
学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)
全国の図書館の所蔵
国立国会図書館サーチが連携している各図書館等から取得した所蔵情報を表示します。
所蔵館、利用可否等の詳細・最新状況は情報提供元の各館のサイト・データベースで直接ご確認ください。所蔵館から取寄せることが可能かなど、資料の利用方法は、ご自身が利用されるお近くの図書館へご相談ください。詳細は ヘルプ をご覧ください。
書誌情報
この資料の詳細や典拠(同じ主題の資料を指すキーワード、著者名)等を確認できます。
- 資料種別
- 記事
- 著者・編者
- 阿部 修人上野 有子
- 並列タイトル等
- Consistency of Point Estimates and Subjective Distribution of Inflation Expectations
- タイトル(掲載誌)
- 経済研究 = The economic review / 一橋大学経済研究所 編
- 巻号年月日等(掲載誌)
- 70(2):2019.4
- 掲載巻
- 70
- 掲載号
- 2
- 掲載ページ
- 96-112
- 掲載年月日(W3CDTF)
- 2019-04
- ISSN(掲載誌)
- 0022-9733
- ISSN-L(掲載誌)
- 0022-9733
- 出版事項(掲載誌)
- [国立] : [一橋大学経済研究所]
- 出版地(国名コード)
- JP
- 本文の言語コード
- jpn
- NDLC
- 対象利用者
- 一般
- 所蔵機関
- 国立国会図書館
- 請求記号
- Z3-206
- 連携機関・データベース
- 国立国会図書館 : 国立国会図書館雑誌記事索引
- 書誌ID(NDLBibID)
- 029681752
- 整理区分コード
- 632
- 要約等
- 将来インフレ予測のサーベイ調査結果には多くの誤差が含まれていると考えられている.近年,インフレ予測に関して,(1)点予測および(2)主観的確率分布の二つの設問を用意するなど,質問手法による回答の違いに関する分析が行われているが,望ましい調査方法に関する統一した見解は得られていない.本稿は,一般消費者に対して二種類の質問方法によるインフレ予測の調査を行うと同時に,情報制約下の合理的期待形成を前提とした経済実験を行うことで,回答に含まれる誤差等,調査手法の違いが回答に与える影響を分析した.一般消費者のうち両設問に対する回答が整合的なのは全体の5 割程度であり,点予測の答えは,分布から得られた平均値や中央値に比べて,水準・分散,及び含まれる回答誤差ともに大きかった.また,両者が整合的な回答の平均値は実現値に近くなり,分散も小さくなった.さらに,経済実験により将来インフレ予測に有用な情報を与えたグループの,両質問間での整合性は上昇した.二つの設問への回答は,いずれも理論と整合的な動きを示しており,Clements(2010)の指摘するような調整の遅れは観察されなかった.インフレ予測における分布の質問が特に有用であること,点予測と両方質問することで整合性チェックが可能であることから,二つの調査いずれも重要であるという結論を得た.The issue of reporting errors in the survey results of inflation expectations should hardly be ignored. Recent studies focus on the differences in survey responses depending on variations in the survey questionnaire. However, no consensus has been reached with regard to the appropriate way to ask people about their inflation expectations. This paper analyzes the possible impacts of survey questions and their responses, through implementing an inflation expectation survey by asking both point estimates and subjective distributions as well as by means of executing economic experiments. Around 50% of consumers surveyed provided consistent responses to the two questions, while their point estimates were greater in their levels, variances, and reporting errors than was the mean of the subjective distribution. We also found that the average level of these consistent responses was close to the realized inflation level, with small variances. The responses to both types of questions are modified through economic experiments in a consistent manner with economic theory. We conclude that both questions, particularly the one on the subjective distribution, are useful as they allow researchers to check the consistency of the responses.
- DOI
- 10.15057/30307
- 記録形式(IMT)
- application/pdf
- 一次資料へのリンクURL
- fulltext
- オンライン閲覧公開範囲
- インターネット公開
- 掲載誌(NCID)
- AN00070761
- 連携機関・データベース
- 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)
- 提供元機関・データベース
- 一橋大学 : HERMES-IR(一橋大学機関リポジトリ)
- 要約等
- 将来インフレ予測のサーベイ調査結果には多くの誤差が含まれていると考えられている.近年,インフレ予測に関して,(1)点予測および(2)主観的確率分布の二つの設問を用意するなど,質問手法による回答の違いに関する分析が行われているが,望ましい調査方法に関する統一した見解は得られていない.本稿は,一般消費者に対して二種類の質問方法によるインフレ予測の調査を行うと同時に,情報制約下の合理的期待形成を前提とした経済実験を行うことで,回答に含まれる誤差等,調査手法の違いが回答に与える影響を分析した.一般消費者のうち両設問に対する回答が整合的なのは全体の5 割程度であり,点予測の答えは,分布から得られた平均値や中央値に比べて,水準・分散,及び含まれる回答誤差ともに大きかった.また,両者が整合的な回答の平均値は実現値に近くなり,分散も小さくなった.さらに,経済実験により将来インフレ予測に有用な情報を与えたグループの,両質問間での整合性は上昇した.二つの設問への回答は,いずれも理論と整合的な動きを示しており,Clements(2010)の指摘するような調整の遅れは観察されなかった.インフレ予測における分布の質問が特に有用であること,点予測と両方質問することで整合性チェックが可能であることから,二つの調査いずれも重要であるという結論を得た.
- DOI
- 10.15057/30307
- オンライン閲覧公開範囲
- インターネット公開
- 関連情報(URI)
- 連携機関・データベース
- 国立情報学研究所 : CiNii Research
- 提供元機関・データベース
- Japan Link Center学術機関リポジトリデータベース雑誌記事索引データベースCiNii Articles科学研究費助成事業データベース
- 書誌ID(NDLBibID)
- 029681752
- NII論文ID
- 120007032603