中通遺跡・寺海土遺跡

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 中通遺跡・寺海土遺跡
• 著者・編者: 武田,寛生; 足立,順司; 鈴木,三男; 小川,とみ; 株式会社加速器分析研究所; パリノ・サーヴェイ株式会社; 株式会社パレオ・ラボ
• 著者標目: 武田,寛生; 足立,順司; 鈴木,三男; 小川,とみ; 株式会社加速器分析研究所; パリノ・サーヴェイ株式会社; 株式会社パレオ・ラボ
• 出版事項: 静岡県埋蔵文化財センター
• 出版年月日等: 2012-03-30
• 出版年（W3CDTF）: 2012-03-30
• 並列タイトル等: なかどおりいせき・てらかいといせき; 第二東名建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 ; 浜松市-3/第二東名No.130地点
• タイトル（掲載誌）: 静岡県埋蔵文化財センター調査報告
• 巻号年月日等（掲載誌）: 15
• 掲載巻: 15
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 中通遺跡は、縄文時代と古代から近世にかけての複合遺跡である。なかでも注目されるのは、縄文時代の遺構である。縄文早期の遺構としては、早期の炉穴218基、集石が36基発見されている。１遺跡において発見された炉穴としては、東海地方で最多の数となる。炉穴と集石は、調査区の北西部の約2,000㎡の範囲に密集した状態で築かれており、繰り返し改築された様子が認められる。遺物の出土は少ないが、撚糸文や押型文土器などが出土している。 寺海土遺跡は、鎌倉時代の遺跡である。遺構としては、河川跡や建物跡、祭祀関連遺構、道路遺構などが検出されている。河川が13世紀前葉までにそのほとんどが埋没し、建物や道路は河川の埋没後に築かれている。道路はやや位置を変えて２時期（13世紀前葉～中葉・13世紀中葉～14世紀）確認される。長さ64ｍにわたって調査区を東西に横断しており、古い時期の道路幅は約７ｍで両側には側溝が設けられている。遺物としては、山茶碗類に加え、土師質土器や木製品などが多数出土している。東側に隣接している中屋遺跡との関係が注目される。
• DOI: 10.24484/sitereports.21875
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 関連情報（NCID）: BB08851090; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB08851090
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧

目次

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