永田町一丁目遺跡

• 資料種別: 図書
• タイトル: 永田町一丁目遺跡
• 著者・編者: 大八木,謙司; 佐藤,亮太; 合田,恵美子; 石﨑,俊哉; 及川,良彦; 長佐古,真也; 宮本,由子; 渋谷,葉子; 中山,なな; 梶ケ山,眞里; 坂上,和弘; 山根,洋子; 鈴木,伸哉; パリノ・サーヴェイ株式会社
• 著者標目: 大八木,謙司; 佐藤,亮太; 合田,恵美子; 石﨑,俊哉; 及川,良彦; 長佐古,真也; 宮本,由子; 渋谷,葉子; 中山,なな; 梶ケ山,眞里; 坂上,和弘; 山根,洋子; 鈴木,伸哉; パリノ・サーヴェイ株式会社
• 出版事項: 公益財団法人東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター
• 出版年月日等: 2025-09-30
• 出版年（W3CDTF）: 2025-09-30
• 並列タイトル等: ながたちょういっちょうめいせき; 内閣府新庁舎（仮称）整備等事業に伴う埋蔵文化財発掘調査
• タイトル（掲載誌）: 東京都埋蔵文化財センター調査報告
• 巻号年月日等（掲載誌）: 3 393
• 掲載巻: 3
• 掲載号: 393
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 出版タイプ： NA; 千代田区永田町一丁目遺跡は、東京地下鉄国会議事堂駅の南方、武蔵野台地東端にあたる麹町台地の南斜面下部、南方の旧溜池の谷に連なる小谷に立地する。第３次調査地点は、既往調査同様、江戸時代を主体とし、1,000 石～ 5,000 石級の中上級の旗本屋敷地（主要２筆、計４筆の屋敷地）として変遷した地にあたる。明治期に主要２筆は、新政府の高官佐野常民の居宅となる。検出遺構は総数 4,000 基、遺物は収納箱 1,000 箱を越える。旗本屋敷の居住空間に関わる建物跡・土蔵跡・排水溝のほか、池跡、屋敷境を示す石垣や溝などが確認されている。災害や居住者変遷に伴う埋土や盛土造成の客土中には、近接する大名屋敷地、特に福岡藩黒田家に関係の深い遺物が多量に検出され、瓦礫処理を兼ねた斜面地造成の一端と捉えられる。また、旗本屋敷拝領以前の中世末～近世初頭期の遺構・遺物も発見され、地形改変の過程と土地利用が明らかになった。自然堆積層・盛土造成土中には縄文・弥生・古墳・奈良～平安・中世前期の遺物が散見され、周辺の古代以前の遺跡の存在がうかがえる資料が得られた。
• DOI: 10.24484/sitereports.143892; https://doi.org/10.24484/sitereports.143892
• オンライン閲覧公開範囲: インターネット公開
• 関連情報（NCID）: BD13493507; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BD13493507; BD13493584; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BD13493584; BD13493609; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BD13493609
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧