胆管癌、膵癌にみられるIgG4 組織反応は癌の免疫抑制を反映している

資料種別: 文書・図像類

著者: 中沼, 安二ほか

出版者: 金沢大学医学系

出版年: 2014-06-09

資料形態: デジタル

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

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資料に関する注記

一般注記：: 金沢大学医薬保健研究域医学系胆管癌の外科切除材料を収集し、胆管癌およびその前癌病変であるbiliary intraepithelial neoplasm (BilIIN)を中心に、癌化に伴うIgG4組織反応およびその発生機序を検討した。胆道癌においてはIgG4陽性形質細胞浸潤を伴う症例が存在し、Ig...

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デジタル

資料種別: 文書・図像類
タイトル: 胆管癌、膵癌にみられるIgG4 組織反応は癌の免疫抑制を反映している
著者・編者: 中沼, 安二
Nakanuma, Yasuni
著者標目: 中沼, 安二
Nakanuma, Yasuni
出版事項: 金沢大学医学系
出版年月日等: 2014-06-09
出版年（W3CDTF）: 2014-06-09
並列タイトル等: IgG4 reaction in cholangiocarcinoma and pancreatic carcinoma reflects an evasion from host immunosurvilance by carcinoma
タイトル（掲載誌）: 平成25(2013)年度科学研究費補助金挑戦的萌芽研究研究成果報告書 = 2013 Fiscal Year Final Research Report
巻号年月日等（掲載誌）: 2012-04-01 – 2014-03-31
掲載巻: 2012-04-01 – 2014-03-31
掲載ページ: 4p.-
本文の言語コード: jpn
件名標目: 付属腺
胆道腫瘍
膵腫瘍
膵外分泌腺
対象利用者: 一般
一般注記: 金沢大学医薬保健研究域医学系
胆管癌の外科切除材料を収集し、胆管癌およびその前癌病変であるbiliary intraepithelial neoplasm (BilIIN)を中心に、癌化に伴うIgG4組織反応およびその発生機序を検討した。胆道癌においてはIgG4陽性形質細胞浸潤を伴う症例が存在し、IgG4組織反応はTreg細胞等を介した腫瘍免疫回避機構を反映すること、また、癌細胞自身がTreg細胞類似の免疫抑制機序を有し、IgG4組織反応に関与している可能性が示唆された。
The relation between cholangiocarcinoma and its precursor lesion (BilIN) and IgG4-related tissue reaction with respect to carcinogenesis was examined. About 30% of cholangiocarcinoma and BilIN showed infiltration of considerable number of IgG4+ plasma cells. There is correlation between expression of Fox3 and IgG4 tissue reaction. Clinicopathological study showed that the cholangiocarcinoma patients with IgG4 tissue reaction showed poor biological behaviors and poor post-operative survival. Cell culture studies showed that cultured cholangiocarcinoma cells express Fox3 mRNA and IL10 mRNA, and cancer cells present immunoregulatory roles by expressing these molecules. It seems plausible that cancer cells themselves are involved in IgG4 tissue reaction. In conclusion, some cholangiocarcinoma showed rich IgG4+ plasma cells and IgG4 tissue reaction reflect an evasion from immunosurveillance of host and cancer cells themsevels are involved in IgG4 tissue reaction by playing roles of Tregs.
研究課題/領域番号:24659160, 研究期間(年度):2012-04-01 – 2014-03-31
出典：研究課題「胆管癌、膵癌にみられるIgG4 組織反応は癌の免疫抑制を反映している」課題番号24659160（KAKEN：科学研究費助成事業データベース（国立情報学研究所））（https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-24659160/24659160seika/）を加工して作成
DOI: 10.24517/00034498
オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
関連情報: https://kaken.nii.ac.jp/search/?qm=10115256
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-24659160/
https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-24659160/24659160seika/
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 金沢大学 : 金沢大学学術情報リポジトリKURA