文書・図像類
環境共生のための土地利用計画支援システムの開発と適用に関する研究
資料に関する注記
一般注記:
- 本研究の目的は、都市計画分野と環境分野との連携により、環境保全を考慮した総合的土地利用計面支援システムを開発する試みである。具体的には事例研究により、国や民間において整備されている多様な土地利用のデータと環境解析のデータとの統合により、環境水準の制約を取り入れた土地利用計画支援システムの開発を行う。...
関連資料・改題前後資料
https://kaken.nii.ac.jp/search/?qm=40110605
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16360300/
https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-16360300/163603002006kenkyu_seika_hokoku_gaiyo/
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書誌情報
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デジタル
- 資料種別
- 文書・図像類
- 著者・編者
- 川上, 光彦Kawakami, Mitsuhiko
- 出版事項
- 出版年月日等
- 2007-04-01
- 出版年(W3CDTF)
- 2007-04-01
- 並列タイトル等
- Development and implementation of land use planning support system using GIS
- タイトル(掲載誌)
- 平成18(2006)年度 科学研究費補助金 基盤研究(B) 研究成果報告書 = 2006 Fiscal Year Final Research Report
- 巻号年月日等(掲載誌)
- 2004-2006
- 掲載巻
- 2004-2006
- 掲載ページ
- 149p.-
- 本文の言語コード
- jpn
- 対象利用者
- 一般
- 一般注記
- 本研究の目的は、都市計画分野と環境分野との連携により、環境保全を考慮した総合的土地利用計面支援システムを開発する試みである。具体的には事例研究により、国や民間において整備されている多様な土地利用のデータと環境解析のデータとの統合により、環境水準の制約を取り入れた土地利用計画支援システムの開発を行う。 環境基本計画と都市計画との関連性について、都市計画における地域地区制度などに基づいた土地利用のパターン、環境基本計画からみた土地利用のパターンには共通性があるが、相異点もある。地域地区制度へ土地利用に関する環境影響の評価システムを取り入れることで、環境基本計画との整合性を図るようにすることが重要である。 本年度(平成18年)では、持続可能な土地利用計画を提案するために、マクロとミクロのレベルから検討するために、土地利用のシミュレーションについて研究を進めてきた。 マクロな視点からは、メッシュ単位のデータベースを構築し、中心市街地における商業環境の衰退と周辺地域の土地利用の変化を中心に、マルチエージェントシステムを用いて大型店立地によるシミュレーションを行い,代替案シナリオを評価することによって、中心市街地における商業環境の変容を検証するようなシステム開発を進めた。現段階では商業環境の政策を評価しているが,環境計画の視点からの評価も取り入れられるように研究を進めている. ミクロな視点からは、CAを用いて街区や宅地レベルの土地利用シミュレーションシステムを開発し,統計データにもとづいて土地利用用途別に建物階数、エネルギーの消費量、車の所有数などを推測できるようにした.また,土地区画整理事業後において、市街地形成のシミュレーションシステムを継続して開発し、その有効性を検証してきた。 上記の二つのマクロおよびミクロのレベルを組合せて土地利用のパターンについてシミュレーションできるようにした。今後は、これらから、エネルギーの消費量、車の所有数による大気汚染の環境評価に対応した土地利用の評価を行えるようにシステムを発展させる予定である。 本年度の業績としては、国際会議1編、論文3編がある。In this project, we explore how to develop planning support systems using GIS for urban and regional planning.Firstly, we tried to build up a database system for urban and regional planning by utilizing existing digital information, such as the digital national land information, housing map, census and the basic survey for urban planning, which are prepared by the central and local government. For operating the system, a tool was developed using Avenue of Arcview in order that users can manipulate the system easily. As an application of this system, experimental studies were done in the area of Ishikawa Prefecture and Kanazawa City for the relation of land use and ground surface temperature, green space and ecological network respectively.Secondly, some systems using WEBGIS for public participation were developed for showing possible building spaces in construction sites according the urban law system in Japan and local cities. There are also WEBGIS systems developed for collecting pla nning information from residents' observation in their daily life.Thirdly, we employed MAS to develop a simulation system Shopsim for the impact analysis of large-scale shopping center development regulations. The operational characteristic of the Shopsim is examined through parameter sensitivity analysis and test with commercial survey data (1985) of Kanazawa. Shopsim exhibits how market spatial patterns emerge from the saling and shopping process indirectly affected by development policies, and how these spatial patterns can be used to analyze the impact of development regulations.Otherwise, we simulated the formative years of land use using CA and inquire into the impacts from planning conditions, neighborhood and land use demand. As a result, CA is verified available in this kind of geo-simulation. However, even though the percolation model for model validation is available at the level of occupied or unoccupied lots through clusters and the percolation probability, a more sophisticated percolation model is necessary for checking the spatial patterns carefully at the level of different types of land use in simulation space.研究課題/領域番号:16360300, 研究期間(年度):2004–2006出典:「環境共生のための土地利用計画支援システムの開発と適用に関する研究」研究成果報告書 課題番号16360300 (KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) 本文データは著者版報告書より作成
- DOI
- 10.24517/00034726
- オンライン閲覧公開範囲
- 限定公開
- 関連情報
- https://kaken.nii.ac.jp/search/?qm=40110605https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16360300/https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-16360300/163603002006kenkyu_seika_hokoku_gaiyo/
- 連携機関・データベース
- 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)
- 提供元機関・データベース
- 金沢大学 : 金沢大学学術情報リポジトリKURA