高齢院外心肺停止傷病者における心肺蘇生および予後に関する研究

資料種別: 文書・図像類

著者: 舟田, 晃ほか

出版者: 金沢大学附属病院救急部

出版年: 2019-05-10

資料形態: デジタル

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

すべて見る

資料に関する注記

一般注記：: 消防庁の院外心停止全国前向き全例登録を用いて、高齢院外心停止の神経学的転帰を検討した。65-74、75-89歳の神経学的転帰良好の割合は年々改善傾向にあったが、90歳以上では改善を認めなかった。神経学的転帰良好に関連のある因子として、初期波形種別、目撃の有無、年齢を同定し、『院外心停止後神経学的転帰...

書店で探す

全国の図書館の所蔵

国立国会図書館以外の全国の図書館の所蔵状況を表示します。

連携機関・データベースの一覧

所蔵のある図書館から取寄せることが可能かなど、資料の利用方法は、ご自身が利用されるお近くの図書館へご相談ください

その他

金沢大学学術情報リポジトリKURA
デジタル
連携先のサイトで、学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）が連携している機関・データベースの所蔵状況を確認できます。
金沢大学学術情報リポジトリKURAのサイトでこの本を確認

書店で探す

書誌情報

この資料の詳細や典拠（同じ主題の資料を指すキーワード、著者名）等を確認できます。

デジタル

資料種別: 文書・図像類
タイトル: 高齢院外心肺停止傷病者における心肺蘇生および予後に関する研究
著者・編者: 舟田, 晃
Funada, Akira
著者標目: 舟田, 晃
Funada, Akira
出版事項: 金沢大学附属病院救急部
出版年月日等: 2019-05-10
出版年（W3CDTF）: 2019-05-10
並列タイトル等: Effects of cardiopulmonary resuscitation on neurological outcome in elderly patients with out-of-hospital cardiac arrest
タイトル（掲載誌）: 平成30(2018)年度科学研究費補助金若手研究(B) 研究成果報告書 = 2018 Fiscal Year Final Research Report
巻号年月日等（掲載誌）: 2016-04-01 - 2019-03-31
掲載巻: 2016-04-01 - 2019-03-31
掲載ページ: 5p.-
本文の言語コード: jpn
件名標目: 院外心停止
心肺蘇生
高齢者
救急医療
医療倫理
対象利用者: 一般
一般注記: 消防庁の院外心停止全国前向き全例登録を用いて、高齢院外心停止の神経学的転帰を検討した。65-74、75-89歳の神経学的転帰良好の割合は年々改善傾向にあったが、90歳以上では改善を認めなかった。神経学的転帰良好に関連のある因子として、初期波形種別、目撃の有無、年齢を同定し、『院外心停止後神経学的転帰良好予測率層別化モデル』を作成した。初期波形が除細動非適応波形で目撃がない場合には、1ヶ月後の神経学的転帰良好は1%未満と予測され、特に高齢者において蘇生処置の差し控えを検討する根拠となると考えられた。一方で、神経学的転帰良好の割合は年々改善しており、適宜、モデルのアップデートが必要と考えられた。
Using Japanese nationwide out-of-hospital cardiac arrest (OHCA) registry, we analyzed the rate and trend of neurologically intact survival in elderly patients with OHCA. The rate of neurologically intact survival significantly improved in patients aged 65-74 and 75-89 years. However, in patients aged 90 years or over, no improvement was observed. We developed a prediction chart using variables significantly associated with increased chances of neurologically intact survival, such as initial documented rhythm, witnessed status, and age, to estimate the neurologically intact survival rate after OHCA. The estimated neurologically intact survival rate in patients with unwitnessed OHCA with a non-shockable rhythm was <1% in all age groups. Particularly, in elderly patients with OHCA, this information can help in deciding whether to withhold or terminate resuscitation efforts. However, as the neurologically intact survival rate has improved annually, the prediction chart needs to be updated.
研究課題/領域番号:16K19171, 研究期間(年度):2016-04-01 - 2019-03-31
出典：「高齢院外心肺停止傷病者における心肺蘇生および予後に関する研究」研究成果報告書　課題番号16K19171（KAKEN：科学研究費助成事業データベース（国立情報学研究所））（https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-16K19171/16K19171seika/）を加工して作成
DOI: 10.24517/00052974
一次資料へのリンクURL: https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=46642&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=46642&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
著作権情報: CC BY-NC-ND
関連情報: https://kaken.nii.ac.jp/search/?qm=20602626
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16K19171/
https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-16K19171/16K19171seika/
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 金沢大学 : 金沢大学学術情報リポジトリKURA