並列タイトル等Observation of dummy assembly made of the tight-lattice core using the X-ray CT technique
一般注記日本原子力研究所を中心に研究が進められている「低減速炉用高稠密格子燃料集合体の除熱技術開発」に資するため、サイクル機構に設置したX線コンピュータートモグラフィ(X線CT)装置を用いて模擬燃料集合体(7本バンドル)の内部状況観察を共同研究として実施した。本試験を実施するにあたっては、非照射試験体のX線CT試験技術も同時に確立した。以下に得られた成果を示す。1.試験対象物に汚染を付着させずに、X線CT試験を実施し、施設から搬出する技術を確立した。これにより、コールドの模擬燃料集合体や未照射の燃料集合体のX線CT試験が可能となり、照射後試験結果と合わせたより高精度なデータ取得が期待できる。2.7本バンドル稠密模擬燃料試験体の内部状況では、ロッドL1が0.46mm変位していることが確認された。ロッド間距離ではロッドHとL6がノミナル1.3mmに対し、1.0mmまで接近していた。また、ロッドとシュラウドの距離では、L1ロッドで最小0.25mmまで接近していることが確認された。
In order to contribute to the development of cooling technique for the Tight-Lattice Core used in Reduced-Moderation Water Reactor, which was mainly studied in Japan Atomic Energy Research Institute, the inner condition of Dummy Assembly made of the Tight-Lattice Core was observed with X-ray Computer Tomography (CT) technique. In the observation using X-ray CT, the non-destructive examination technique for the un-irradiated specimens was also established. The results obtained from this study are following.
一次資料へのリンクURL/JNC-TY9410-2004-001.pdf (fulltext)
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)
提供元機関・データベース日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System