大強度陽子加速器計画1MW核破砕中性子源施設の設計; ヘリウムベッセルの設計

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 大強度陽子加速器計画1MW核破砕中性子源施設の設計; ヘリウムベッセルの設計
• 著者・編者: 本村 士郎; 寺奥 拓史; 吉田 勝彦; 高田 弘; 前川 藤夫; 春日井 好己; 日野 竜太郎; 渡辺 昇; 古坂 道弘
• 著者標目: 本村 士郎; 寺奥 拓史; 吉田 勝彦; 高田 弘; 前川 藤夫; 春日井 好己; 日野 竜太郎; 渡辺 昇; 古坂 道弘
• 出版年月日等: 2003-06
• 出版年（W3CDTF）: 2003-06
• 並列タイトル等: Design of 1 MW spallation neutron source under the High-intensity Proton Accelerator Project; Design of helium vessel
• タイトル（掲載誌）: JAERI-Tech 2003-054
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 大強度加速器計画(J-PARC)の中核施設である物質・生命科学実験施設では、核破砕反応により発生した大強度の中性子を物質・生命科学等の先端分野の研究に利用する。中性子源ステーションの中心部に設置するヘリウムベッセルは、多重防護のための一つのバウンダリを形成する容器であるため、地震等に対し構造健全性を確保することが重要である。また、ヘリウムベッセルは中性子ビームラインの原点並びに方位を規定する構造体であるため、中性子ビームポートの位置・姿勢精度を確保することが重要である。ヘリウムベッセルに収納するターゲット,モデレータ,リフレクタ、並びにヘリウムベッセルに組付ける機器である陽子ビーム窓は放射線損傷を受けるため一定期間運転後にリモートハンドリングによる交換が必要となる。したがって、これら機器の遠隔操作による交換が容易かつ確実に実施しできるように支持構造,位置決め構造及びシール構造を与えることが重要である。本報告書は、このようなヘリウムベッセルについて、設計方針・設計条件の策定を行うとともに強度及び温度解析評価を行い、基本構造仕様を得た結果をまとめたものである。; The JAERI and the KEK are jointly on the way of constructing facilities under the High-Intensity Proton Accelerator Project (J-PARC). The Materials and Life Science Facility is one of major facilities comprising a 1MW pulsed neutron source (JSNS). The neutrons are to be utilized for advanced researches in fields of materials and life science, and so on. In designing helium-vessel, it is important to assure structural integrity of the helium-vessel against earthquakes. It is also important to manufacture accurately neutron view ports. In-vessel components need to be replaced by remote handling after a certain period of operation due to radiation damages. To make the replacement steadily and easily, the helium-vessel has to provide suitable support, positioning and sealing structures. This report describes bases and conditions for deigning the helium-vessel, and summarizes basic structural specifications of the helium-vessel which are determined with structure strength and temperature analyses.
• 一次資料へのリンクURL: /JAERI-Tech-2003-054.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-Tech-2003-054.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• 要約等: 大強度加速器計画(J-PARC)の中核施設である物質・生命科学実験施設では、核破砕反応により発生した大強度の中性子を物質・生命科学等の先端分野の研究に利用する。中性子源ステーションの中心部に設置するヘリウムベッセルは、多重防護のための一つのバウンダリを形成する容器であるため、地震等に対し構造健全性を...