単一本の被覆粒子燃料棒の温度上昇に伴う反応度変化の測定

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 単一本の被覆粒子燃料棒の温度上昇に伴う反応度変化の測定
• 著者・編者: 金子 義彦; 安田 秀志; 秋濃 藤義; 竹内 素允
• 著者標目: 金子 義彦; 安田 秀志; 秋濃 藤義; 竹内 素允
• 出版年月日等: 1980-05
• 出版年（W3CDTF）: 1980-05
• 並列タイトル等: Measurement of Reactivity Change with Temperature of Single Rod Using Coated Particles
• タイトル（掲載誌）: JAERI-M 8846
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 高温ガス実験炉の炉心設計に関する精度実証に寄与することを目的として、単一燃料棒昇温装置を使用して、SHE-14炉心において、単一本の被覆粒子燃料棒の温度上昇に伴う反応度の減少量を測定した。この被覆粒子燃料棒は4\%の濃縮ウランを使用した高温ガス実験炉用の被覆粒子ウランペレットを石英管に装填したものであって、炉心中心軸に貫通して挿入した。単一燃料棒の温度上昇に伴う反応度の減少量から、同一系状の黒鉛棒の温度上昇に伴う反応度の減少量をさし引いた量は、ドップラー効果により増加した$^{2}$$^{3}$$^{8}$Uの共鳴吸収にのみ原因すると解釈することが出来る。この測定結果は、ENDF/B-3の共鳴パラメータを使用して評価した$^{2}$$^{3}$$^{8}$$^{U}$の実効共鳴積分の増加量のみを考慮した摂動論による計算結果と極めて良く一致した。したがって、被覆粒子燃料を使用してた高温ガス実験炉のドップラー反応度係数は、上記の核データ・手法により可成り良い精度で評価し得るという実験的根拠を得た。
• 一次資料へのリンクURL: /JAERI-M-8846.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-M-8846.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• 要約等: 高温ガス実験炉の炉心設計に関する精度実証に寄与することを目的として、単一燃料棒昇温装置を使用して、SHE-14炉心において、単一本の被覆粒子燃料棒の温度上昇に伴う反応度の減少量を測定した。この被覆粒子燃料棒は4\%の濃縮ウランを使用した高温ガス実験炉用の被覆粒子ウランペレットを石英管に装填したもので...