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迷走神経切離術の胃粘膜への影響

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迷走神経切離術の胃粘膜への影響

資料種別
記事
著者
伊藤 正秀
出版者
Japan Surgical Association
出版年
1984
資料形態
デジタル
掲載誌名
日本臨床外科医学会雑誌 45 7
掲載ページ
p.854-858
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資料詳細

要約等:

目的:十二指腸潰瘍に対する迷走神経切離術(迷切)が胃粘膜動態に与える影響を最長5年間にわたり観察し検討した.対象:選択的近位側迷走神経切離術(SPV) 20例と選択的迷走神経切離兼幽門洞切除術(SV+Ant.) 30例である.方法:内視鏡胃生検の佐野の4点法と筆者らの残胃8点法を定期的に施行した.採...

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その他

書誌情報

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デジタル

資料種別
記事
著者標目
出版年月日等
1984
出版年(W3CDTF)
1984
並列タイトル等
MORPHOLOGICAL CHANGES OF GASTRIC FUNDIC GLAND AND PARIETAL CELLS
減酸と固有胃腺層の厚さおよび壁細胞面積について
タイトル(掲載誌)
日本臨床外科医学会雑誌
巻号年月日等(掲載誌)
45 7
掲載巻
45
掲載号
7
掲載ページ
854-858
掲載年月日(W3CDTF)
1984
ISSN(掲載誌)
03869776
出版事項(掲載誌)
Japan Surgical Association
対象利用者
一般
オンライン閲覧公開範囲
インターネット公開
連携機関・データベース
国立情報学研究所 : CiNii Research
提供元機関・データベース
Japan Link Center
Crossref
CiNii Articles
NII論文ID
130003431286

デジタル

要約等
目的:十二指腸潰瘍に対する迷走神経切離術(迷切)が胃粘膜動態に与える影響を最長5年間にわたり観察し検討した.対象:選択的近位側迷走神経切離術(SPV) 20例と選択的迷走神経切離兼幽門洞切除術(SV+Ant.) 30例である.方法:内視鏡胃生検の佐野の4点法と筆者らの残胃8点法を定期的に施行した.採取標本を筆者ら独自の病理学基準から4 stageにわけ,そのうちstage I(安定固有期)で粘膜筋板まで採取された標本切片の胃体部固有胃腺層の厚さと,個々の壁細胞面積を測定した.一方histimine負荷による胃液酸度と, insulin負荷後のgastrin反応(insulin integrated gastrin response: I-IGR)を迷切前後で測定した.成績:体部腺領域の固有胃腺層の厚さと壁細胞面積はSV+Ant.例では術前それぞれ685.7±203.3μmと218.2±45.5μm<sup>2</sup>が術後36ヵ月で360.5±78.7μm(p<0.001)と167.1±56.4μm<sup>2</sup>(p<0.001)へとそれぞれ減少した. SPV後十二指腸潰瘍再発例で酸分泌が増加した時期では術後42ヵ月の750.0±175.3μmと220.0±44.2μm<sup>2</sup>が術後57ヵ月では1028.6±193.3μm(p<0.1)と265.7±78.6μm<sup>2</sup>(p<0.01)へと増加した. SPV後潰瘍非再発例の固有胃腺層の厚さと壁細胞面積はともに迷切前後の変化に有意差はなかった. I-IGRはSV+Ant.では術前218.9±237.3pg/h・mlが術後36ヵ月の時点で60.5±51.4pg/h・ml(p<0.02)へと減少し,その時の減酸率は92.3%(p<0.05)だった. SPV後再発例では術前410.3±28.2pg/h・mlが術後36ヵ月で847.7±313.1pg/h・mlへと増加し,その時期の減酸率は40%でともに有意差はなかった. SPV後非再発例では術前275.5±295.3pg/h・mlが術後36ヵ月で平均713.5±370.5pg/h・ml(p<0.1)と増加し同時期の減酸率は67.2%(p<0.05)だった.まとめ:迷切後壁細胞面積は胃液酸度の増減にしたがって増減し,その変動は固有胃腺層の厚さに反映した. SV+Ant.例ではI-IGRと酸分泌および壁細胞面積はともに有意に減少し, I-IGRと壁細胞面積の間には相関(r=0.81)があった.
DOI
10.3919/ringe1963.45.854
オンライン閲覧公開範囲
インターネット公開
連携機関・データベース
科学技術振興機構 : J-STAGE