一般注記和漢古書につき記述対象資料毎に書誌レコード作成
写本
書名は扉及び題簽による
跋に「右むかし物語ハ財津種莢翁の齢ひ八十に餘りて四五十年已前の事を聞覚へ又壮年の時見覚えし事を書給ひしを小倉孟雅先生写して予に見せ給ひし也此物語むかしを引而今を歎く心あるかとなん思ひ侍るゆへ予も写し留て風俗の移かハる事を児輩にしらしめんと尓云 寛延二年己巳夏六月野田瓊蕐稿」とあり
原奥書に「庚午季夏瓊蕐稿丈人尋訪せらる携一書曰流俗の襄弊以て見つへし予一覧して又写之小言を加たるハ例の執辟にして見る人用捨し給ふへし 于時寛延庚午年七月十二日 服部當翁六十七」とあり
奥書に「文化五戊辰閏六月五日写 曲阿」とあり
帙入
印記: 「楽亭文庫」(松平定信)、「白河」(白河藩松平家)、「桑名」(桑名藩松平家)、「和田信二郎藏書」(和田信二郎)他2印
表紙に「廿四随」と朱書あり
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