電子加速器を用いた廃水処理の工学的研究

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 電子加速器を用いた廃水処理の工学的研究
• Author/Editor: 橋本 昭司
• Author Heading: 橋本 昭司
• Publication Date: 1982-02
• Publication Date (W3CDTF): 1982-02
• Alternative Title: A Study on Radiation Treatment of Wastewater Using an Electron Accelerator
• Periodical title: JAERI-M 9940
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): 染料、フェノール等の難分解性、毒性物質を含む廃水の酸化処理を放射線により行なう場合の問題点の解決法を見出すための研究を行なった。まず、電子線を用いるプロセスでは高線量率の反応帯に酸素を供給することが重要で、そのためには二重管式気泡塔反応器を用いればよいこと、また、照射により生成する活性種の有効利用係数が、装置設計上、重要なパラメーターであることを明らかにした。これらにもとづき、電子加速器-多段二重管式気泡塔(EA-DBR)システムを提案し、実証用装置を用いて染料およびフェノール廃水の処理実験を行ない、反応器の高い酸素供給能力を明らかにした。さらに、放射線法と活性汚泥法とを併用するシステムを検討し、プロセス構成を適切に選ぶことにより、照射エネルギーの有効利用が図れることを示した。これらの実験を通じ、EA-DBRシステムの有効性を明らかにした。
• Source: /JAERI-M-9940.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-M-9940.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: 染料、フェノール等の難分解性、毒性物質を含む廃水の酸化処理を放射線により行なう場合の問題点の解決法を見出すための研究を行なった。まず、電子線を用いるプロセスでは高線量率の反応帯に酸素を供給することが重要で、そのためには二重管式気泡塔反応器を用いればよいこと、また、照射により生成する活性種の有効利用係...