不飽和炭化水素-アンモニア混合系の放射線分解,1; エチレン-アンモニア混合系におけるアミンの生成

• Material Type: 文書・図像類
• Title: 不飽和炭化水素-アンモニア混合系の放射線分解,1; エチレン-アンモニア混合系におけるアミンの生成
• Author/Editor: 徳永 興公; 浜ノ上 熊男; 岡本 次郎; 団野 晧文; 佐藤 章一; 森山 昇; 池添 康正; 小林 敏明
• Author Heading: 徳永 興公; 浜ノ上 熊男; 岡本 次郎; 団野 晧文; 佐藤 章一; 森山 昇; 池添 康正; 小林 敏明
• Publication Date: 1971-06
• Publication Date (W3CDTF): 1971-06
• Alternative Title: Radiolysis of the Mixture of Unsaturated Hydrocarbon and Ammonia,1; Formation of Ethylamine from the Mixture of Ethylene and Ammonia
• Periodical title: JAERI-M 4487
• Text Language Code: jpn
• Target Audience: 一般
• Note (General): エチレン、アニモニア混合系の放射線分解によって生じる生成物は主として水素、エタン、n-ブタン、エチルアミンおよびアセチレンである。これらの生成物の内、エタン、n-ブタンおよびエチルアミンの収量はアンモニア濃度と共に増加しており、アンモニア98\%におけるG値はそれぞれ0.52、2.12およぴ0.89である。また、ラジカル捕捉剤である酸素あるいは酸化窒素の添加により、エタン,n-ブタンおよぴエチルアミンの生成は著しく抑制される。G(C$_{2}$H$_{6}$)、G(n-C$_{4}$H$_{1}$0)およびG(C$_{2}$H$_{5}$NH$_{2}$)より対応するG$_{C}$$_{2}$$_{H}$$_{5}$を計算し、この値をアンモニ了濃度100\%に外挿して得られる値はSmithiesらによって報告されたアンモニアの放射線分解によって生じる水素ラジカル初期G値(G$_{H}$=7.0$\pm$0.6)に一致する。したがってエチレン-アンモニア混合系で生成するサーマル水素ラジカルは主としてエチレンと反応してエチルラジカルとなり、このエチルラジカルよりエタン、n-ブタン、エチルアミンが生成すると思われる。
• Source: /JAERI-M-4487.pdf （fulltext）; https://jopss.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-M-4487.pdf
• Access Restrictions: 限定公開
• Data Provider (Database): 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• Original Data Provider (Database): 日本原子力研究開発機構 : JOPSS:JAEA Originated Papers Searching System

• Summary, etc.: エチレン、アニモニア混合系の放射線分解によって生じる生成物は主として水素、エタン、n-ブタン、エチルアミンおよびアセチレンである。これらの生成物の内、エタン、n-ブタンおよびエチルアミンの収量はアンモニア濃度と共に増加しており、アンモニア98\%におけるG値はそれぞれ0.52、2.12およぴ0.89...