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戦前・戦時期における豊田業団の形成 : 財閥,新興コンツェルン論を念頭に

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戦前・戦時期における豊田業団の形成 : 財閥,新興コンツェルン論を念頭に

国立国会図書館請求記号
Z3-408
国立国会図書館書誌ID
024587768
資料種別
記事
著者
牧 幸輝
出版者
東京 : 社会経済史学会 ; 1931-
出版年
2013
資料形態
掲載誌名
社会経済史学 = Socio-economic history / 社会経済史学会 編 78(4):2013
掲載ページ
p.545-564
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書誌情報

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資料種別
記事
著者・編者
牧 幸輝
著者標目
並列タイトル等
Development of the Toyota Industrial Group in prewar and wartime Japan : a comparison with Zaibatsu and "New Konzern"
タイトル(掲載誌)
社会経済史学 = Socio-economic history / 社会経済史学会 編
巻号年月日等(掲載誌)
78(4):2013
掲載巻
78
掲載号
4
掲載ページ
545-564
掲載年月日(W3CDTF)
2013
ISSN(掲載誌)
0038-0113
ISSN-L(掲載誌)
0038-0113
出版事項(掲載誌)
東京 : 社会経済史学会 ; 1931-
出版地(国名コード)
JP
本文の言語コード
jpn
NDLC
対象利用者
一般
所蔵機関
国立国会図書館
請求記号
Z3-408
連携機関・データベース
国立国会図書館 : 国立国会図書館雑誌記事索引
書誌ID(NDLBibID)
024587768
整理区分コード
632

デジタル

要約等
This article explores the development of the Toyoda Gyodan (Toyota Industrial Group) in prewar and wartime Japan, focusing on Toyoda Boshoku (Toyoda Spinning and Weaving Company). Toyoda Boshoku entered the heavy industrial sector during the interwar period using the high profits yielded from their textile business as a financial base. The most successful among all their heavy industrial investments at that time were investments in the automobile industry; however, this article shows that they also invested in aircraft manufacturing and chemicals and expanded their overseas business for efficient risk management. During the wartime, Toyoda Boshoku shifted its business resources from textiles to the automobile, aircraft, and armaments industries. In 1942, under the pressure of wartime corporate control measures, Toyoda Gyodan's investments in the textile industry were consolidated in the Chuo Spinning Company; the Chuo Spinning Company then merged with the Toyota Motor Company in 1943, completing the transformation of the Toyoda Gyodan as a heavy industrial corporate group. The Toyoda Gyodan has a number of special characteristics-including its pattern of development, business structure, and family-controlled management structure-which set it apart from both other Zaibatsu and the "New Konzern" (emerging corporate groups). In other words, Toyoda Gyodan should be regarded as a third type of corporate group.
本稿の課題は,豊田紡織を起点とする豊田業団の形成過程を明らかにし,トヨタグループ史に新たな史実と視角を提起するとともに,1930年代以降における大企業グループの発展と変容の過程にこれを位置付けることである。戦前,繊維工業を主体としていた豊田家の事業は,その高収益を基盤として重化学工業へ進出した。自動車事業進出にあたっては,並行して航空機や化学事業などへの多角化も進め,さらに中国事業を拡大してリスク分散を図っていた。戦時期には,繊維関連事業を縮小させながら,自動車,兵器,航空機事業へ重点を移し,製鋼事業や工作機械事業は,自動車向けよりもむしろ軍需生産によって経営基盤を確立した。紡織事業は,企業整備によって中央紡績に集約され,最終的に豊田業団の重工業化は,この中央紡績とトヨタ自動車工業の合併によって完遂されたのであった。こうして成立した豊田業団は,形成時期,事業内容,同族支配に関して,既存の財閥,新興コンツェルンとは異なる特徴を有していた。豊田業団は,財閥とも新興コンツェルンとも異なる第三の企業グループと位置付けることが出来る。
DOI
10.20624/sehs.78.4_545
オンライン閲覧公開範囲
インターネット公開
連携機関・データベース
科学技術振興機構 : J-STAGE

デジタル

要約等
本稿の課題は,豊田紡織を起点とする豊田業団の形成過程を明らかにし,トヨタグループ史に新たな史実と視角を提起するとともに,1930年代以降における大企業グループの発展と変容の過程にこれを位置付けることである。戦前,繊維工業を主体としていた豊田家の事業は,その高収益を基盤として重化学工業へ進出した。自動車事業進出にあたっては,並行して航空機や化学事業などへの多角化も進め,さらに中国事業を拡大してリスク分散を図っていた。戦時期には,繊維関連事業を縮小させながら,自動車,兵器,航空機事業へ重点を移し,製鋼事業や工作機械事業は,自動車向けよりもむしろ軍需生産によって経営基盤を確立した。紡織事業は,企業整備によって中央紡績に集約され,最終的に豊田業団の重工業化は,この中央紡績とトヨタ自動車工業の合併によって完遂されたのであった。こうして成立した豊田業団は,形成時期,事業内容,同族支配に関して,既存の財閥,新興コンツェルンとは異なる特徴を有していた。豊田業団は,財閥とも新興コンツェルンとも異なる第三の企業グループと位置付けることが出来る。
連携機関・データベース
国立情報学研究所 : CiNii Research
提供元機関・データベース
Japan Link Center
雑誌記事索引データベース
CiNii Articles
書誌ID(NDLBibID)
024587768
NII論文ID
110009596908