明治初期の簿記に関する一考察
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書誌情報
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- 資料種別
- 記事
- タイトル
- 著者・編者
- 鶴見 正史
- 著者標目
- 並列タイトル等
- A Study About a Bookkeeping of the Early Years of Meiji Era
- タイトル(掲載誌)
- 中部消費者教育論集 = Journal of Chubu consumer education / 日本消費者教育学会中部支部 編
- 巻号年月日等(掲載誌)
- (11):2015.9
- 掲載号
- 11
- 掲載ページ
- 31-38
- 掲載年月日(W3CDTF)
- 2015-09
- ISSN(掲載誌)
- 1880-4209
- ISSN-L(掲載誌)
- 1880-4209
- 出版事項(掲載誌)
- 岡崎 : 日本消費者教育学会中部支部
- 出版地(国名コード)
- JP
- 本文の言語コード
- jpn
- NDLC
- 対象利用者
- 一般
- 所蔵機関
- 国立国会図書館
- 請求記号
- Z71-P289
- 連携機関・データベース
- 国立国会図書館 : 国立国会図書館雑誌記事索引
- 書誌ID(NDLBibID)
- 026984591
- 整理区分コード
- 632
- 要約等
- 明治初期において小学校で記簿法が指導されていた。文部科学省が公表している『学制百年史』の「学制における小学校の制度」の「小学校の種類と教育課程」に記法が教育課程の中に述べられている。また、中学校の教則では、下等中学および上等中学に記簿法が教科としてあげられている。これらの記簿法はどのようなものなのかあまり触れられていない。また、小学校における女子には家事経済という教科のなかで出納等という項目がある。これは、明らかに現代でいう金銭教育であったと考えられる。藤原録郎は、1887年に『実地応用家計簿記法』を出版した。また,大原信久が1895年に『原理應用日本等記法解式第號』を出版した。この中に家計簿記と称する記法が述べられている。そこで本稿は、当時の「小学記簿法」という簿記がどういうものなのかまた、家計簿記がどういうものなのか考察するとともに簿記が金銭教育にどのような役割を果たしたのか考察することとする。当時の簿記は、明らかに訳本が中心であったように訳本の単式簿記が中心であった。その中には、現金出納帳を中心とした財産管理が可能なように考案されていたものもあった。そして、明治20年になって、藤尾録郎が『実地応用家計簿記法』を出版し、勘定科目も家計に準じたものとなり、結果として、收入と支出そして、財産有高が分かる簿記法を考案した。時の「小学記等法」は金銭教育または金銭管理のために記録という手段として用いられたと考えることができる。また、簿記法は現金出納帳を中心にしたものや日記帳を現金出納帳と同様の形式にしたものなど金銭教育に欠かすことのできない現金出納帳を中心とする簿記へと工夫されたことも明らかである
- DOI
- 10.50844/jjacechubu.11.0_31
- オンライン閲覧公開範囲
- インターネット公開
- 連携機関・データベース
- 科学技術振興機構 : J-STAGE
- 要約等
- 明治初期において小学校で記簿法が指導されていた。文部科学省が公表している『学制百年史』の「学制における小学校の制度」の「小学校の種類と教育課程」に記法が教育課程の中に述べられている。また、中学校の教則では、下等中学および上等中学に記簿法が教科としてあげられている。これらの記簿法はどのようなものなのかあまり触れられていない。また、小学校における女子には家事経済という教科のなかで出納等という項目がある。これは、明らかに現代でいう金銭教育であったと考えられる。藤原録郎は、1887年に『実地応用家計簿記法』を出版した。また,大原信久が1895年に『原理應用日本等記法解式第號』を出版した。この中に家計簿記と称する記法が述べられている。そこで本稿は、当時の「小学記簿法」という簿記がどういうものなのかまた、家計簿記がどういうものなのか考察するとともに簿記が金銭教育にどのような役割を果たしたのか考察することとする。当時の簿記は、明らかに訳本が中心であったように訳本の単式簿記が中心であった。その中には、現金出納帳を中心とした財産管理が可能なように考案されていたものもあった。そして、明治20年になって、藤尾録郎が『実地応用家計簿記法』を出版し、勘定科目も家計に準じたものとなり、結果として、收入と支出そして、財産有高が分かる簿記法を考案した。時の「小学記等法」は金銭教育または金銭管理のために記録という手段として用いられたと考えることができる。また、簿記法は現金出納帳を中心にしたものや日記帳を現金出納帳と同様の形式にしたものなど金銭教育に欠かすことのできない現金出納帳を中心とする簿記へと工夫されたことも明らかである
- DOI
- 10.50844/jjacechubu.11.0_31
- 連携機関・データベース
- 国立情報学研究所 : CiNii Research
- 提供元機関・データベース
- Japan Link Center雑誌記事索引データベースCiNii Articles
- 書誌ID(NDLBibID)
- 026984591
- NII論文ID
- 40020678042