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投影法から見るレジリエンスの多様性 : 回復への志向性という観点 (特集 レジリエンス)

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投影法から見るレジリエンスの多様性 : 回復への志向性という観点(特集 レジリエンス)

国立国会図書館請求記号
Z74-C847
国立国会図書館書誌ID
028983893
資料種別
記事
著者
平野 真理ほか
出版者
東京 : 日本質的心理学会 ; 2002-
出版年
2018
資料形態
掲載誌名
質的心理学研究 = Japanese journal of qualitative psychology / 日本質的心理学会『質的心理学研究』編集委員会 編 (17):2018
掲載ページ
p.43-64
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書誌情報

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資料種別
記事
著者・編者
平野 真理
綾城 初穂
能登 眸
今泉 加奈江
シリーズタイトル
並列タイトル等
Multiplicity of Individual Differences in Resilience Expressed Through a Projective Method : A Perspective of Resilience Orientation
タイトル(掲載誌)
質的心理学研究 = Japanese journal of qualitative psychology / 日本質的心理学会『質的心理学研究』編集委員会 編
巻号年月日等(掲載誌)
(17):2018
掲載号
17
掲載ページ
43-64
掲載年月日(W3CDTF)
2018
出版事項(掲載誌)
東京 : 日本質的心理学会 ; 2002-
出版地(国名コード)
JP
本文の言語コード
jpn
NDLC
対象利用者
一般
所蔵機関
国立国会図書館
請求記号
Z74-C847
連携機関・データベース
国立国会図書館 : 国立国会図書館雑誌記事索引
書誌ID(NDLBibID)
028983893
整理区分コード
632

デジタル

要約等
Individual differences in resilience have previously been assessed through self-rating questionnaires or diagnostic criteria of mental disorders. For a deeper understanding of resilience and its application in clinical settings, it is important to describe unconscious aspects of resilience, which may reflect individuals’ recovery/adaptation. The aim of this study was to identify an alternative perspective of resilience, including unconscious aspects, to facilitate an understanding of individual differences in resilience. A projective method was used and 1,000 participants (aged 18–30 years) were asked to look at 12 pictures and describe how to recover from different stressful situations. In total, 12,000 responses were collected and analyzed using a qualitative categorizing technique. We identified 14 categories of resilience, as well as the concept of resilience orientation, through which these categories could be arranged in terms of type (restoration/acceptation/conversion) and target (self/other/higher). These findings suggest that resilience orientation could be an alternative to traditional monistic perspectives on individual differences in resilience.
レジリエンスの個人差は,これまで主に自己評価式尺度による能力測定,あるいは,何らかの一義的な適応基準 (精神症状の有無等)によって判断されてきた。しかしながら,レジリエンス概念を通したより丁寧な支援と理解 を考えるならば,本人が意識せずに有しているレジリエンス能力や,個々人で異なる回復・適応状態の特徴を描き出せるような視点が必要であると考えられる。そこで本研究では,レジリエンスの個人差をより豊かに理解する新しい視座を得るために,投影法を用いて個人の非意識的な側面も含めた行動特徴を捉えることを試みた。18 ~30歳の男女1,000名に,12種類の落ち込み状況を示した刺激画を提示し,登場人物が立ち直れるためのアドバイスを回答してもらった。こうして得られた12,000の記述データについてカテゴリー分析を行った結果,最終的に14のレジリエンス概念が見出された。続いて,得られた概念を相互の関連から理論的に整理した結果,14のレジリエンス概念は“どのような種類のレジリエンス”(「復元」「受容」「転換」)を“どのような手だて”(「一人」「他者」「超越」)を通して目指すのかという「レジリエンス・オリエンテーション」の視座からまとめられることが明らかとなった。本研究は,これまでのレジリエンス研究における一元的な個人差理解を超える,多様なレジリエンス理解の枠組みを提供するものである。
DOI
10.24525/jaqp.17.1_43
オンライン閲覧公開範囲
インターネット公開
連携機関・データベース
科学技術振興機構 : J-STAGE

デジタル

要約等
レジリエンスの個人差は,これまで主に自己評価式尺度による能力測定,あるいは,何らかの一義的な適応基準 (精神症状の有無等)によって判断されてきた。しかしながら,レジリエンス概念を通したより丁寧な支援と理解 を考えるならば,本人が意識せずに有しているレジリエンス能力や,個々人で異なる回復・適応状態の特徴を描き出せるような視点が必要であると考えられる。そこで本研究では,レジリエンスの個人差をより豊かに理解する新しい視座を得るために,投影法を用いて個人の非意識的な側面も含めた行動特徴を捉えることを試みた。18 ~30歳の男女1,000名に,12種類の落ち込み状況を示した刺激画を提示し,登場人物が立ち直れるためのアドバイスを回答してもらった。こうして得られた12,000の記述データについてカテゴリー分析を行った結果,最終的に14のレジリエンス概念が見出された。続いて,得られた概念を相互の関連から理論的に整理した結果,14のレジリエンス概念は“どのような種類のレジリエンス”(「復元」「受容」「転換」)を“どのような手だて”(「一人」「他者」「超越」)を通して目指すのかという「レジリエンス・オリエンテーション」の視座からまとめられることが明らかとなった。本研究は,これまでのレジリエンス研究における一元的な個人差理解を超える,多様なレジリエンス理解の枠組みを提供するものである。
連携機関・データベース
国立情報学研究所 : CiNii Research
提供元機関・データベース
Japan Link Center
雑誌記事索引データベース
CiNii Articles
CiNii Articles
科学研究費助成事業データベース
書誌ID(NDLBibID)
028983893
NII論文ID
40021542582
130008024051