最澄の像末観に関する一考察 : ｢菩薩僧｣に見られる思想をめぐって

• 資料種別: 記事
• タイトル: 最澄の像末観に関する一考察 : ｢菩薩僧｣に見られる思想をめぐって
• 著者・編者: 柴田 憲良
• 著者標目: 柴田 憲良
• 並列タイトル等: A study of Saicho's understanding of "Zomatsu" : Focusing on thought of "Bosatsuso"
• タイトル（掲載誌）: 名古屋市立大学大学院人間文化研究科人間文化研究 = Studies in humanities and cultures
• 巻号年月日等（掲載誌）: (31):2019.1
• 掲載号: 31
• 掲載ページ: 38-23
• 掲載年月日（W3CDTF）: 2019-01
• ISSN（掲載誌）: 1348-0308
• ISSN-L（掲載誌）: 1348-0308
• 出版事項（掲載誌）: 名古屋 : 名古屋市立大学大学院人間文化研究科
• 出版地（国名コード）: JP
• 本文の言語コード: jpn
• 件名標目: 末法思想; 菩薩僧; 最澄の像末観; 仏法興隆
• NDLC: ZV1
• 対象利用者: 一般
• 所蔵機関: 国立国会図書館
• 請求記号: Z71-J591
• 連携機関・データベース: 国立国会図書館 : 国立国会図書館雑誌記事索引; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• 書誌ID（NDLBibID）: 029552873; http://id.ndl.go.jp/bib/029552873
• 整理区分コード: 632

• 要約等: 末法思想は、仏法が時間の経過にしたがい一方向的に衰えていくとする衰退史観だと考えられてきた。しかし、近年の研究によれば、末法思想は、潜在的には仏法興隆を前提とした積極的な意義を持つ思想だと見直されている。最澄は、自身の生きた時代を像末の世に位置付ける一方で、むしろ末法の世がすでに到来しているとの認識...