女性のエンパワーメント測定の理論的枠組みと指標 : 人口保健調査(DHS)の関連ミクロ指標の検討
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CiNii Research
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書誌情報
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- 資料種別
- 記事
- 著者・編者
- 新村 恵美
- 著者標目
- 並列タイトル等
- Theoretical Framework and Indicators for Measuring Women's Empowerment : Review of Relevant Micro-indicators of the Demographic and Health Surveys (DHS)
- タイトル(掲載誌)
- 生活社会科学研究 / お茶の水女子大学生活社会科学研究会 編
- 巻号年月日等(掲載誌)
- (28):2021.10
- 掲載号
- 28
- 掲載ページ
- 23-31
- 掲載年月日(W3CDTF)
- 2021-10
- ISSN(掲載誌)
- 1341-0385
- ISSN-L(掲載誌)
- 1341-0385
- 出版事項(掲載誌)
- 東京 : お茶の水女子大学生活社会科学研究会
- 出版地(国名コード)
- JP
- 本文の言語コード
- jpn
- NDLC
- 対象利用者
- 一般
- 所蔵機関
- 国立国会図書館
- 請求記号
- Z6-B473
- 連携機関・データベース
- 国立国会図書館 : 国立国会図書館雑誌記事索引
- 書誌ID(NDLBibID)
- 031822650
- 整理区分コード
- 632
- 要約等
- 本稿は,エンパワーメント測定の理論に基づいたミクロレベルの指標を特定し,既存の国際的なデータセットである人口保健調査(DHS)によるエンパワーメント関連指標の有用性と課題を検討した. カビールは先駆的なエンパワーメント測定枠組みとして「リソース」「エージェンシー」「アチーブメント」を示した.このうちリソースとアチーブメントは間接指標であり,国の総計データを使用したエンパワーメント指標として頻繁に使用される.これに対して,自律性や選択する力をとらえるエージェンシーは直接指標とされる.エージェンシーはエンパワーメントの核心的概念であることから,ミクロデータを使用したエージェンシー関連指標は,今後より重視され利用されるべきである.なかでも人口保健調査(DHS)には,エンパワーメント理論に裏づけられた,エージェンシーをとらえる複数の質問項目がふくまれ,多数の途上国の全国規模データへのアクセスがしやすく,都度の検証の上であれば国際比較も可能である. エージェンシーには主に「手段的エージェンシー」と「内面的エージェンシー」があり,DHS データの項目では,前者には「世帯内意思決定」,後者には「ジェンダー不平等への態度」がある.本稿はこれらのDHS のエージェンシー関連指標について,設問内容と指標の作成方法,その際に考慮すべきことを提示した.「世帯内意思決定」の指標は,問われている決定事項の価値が文脈によって異なること,意思決定に参加するかどうかは他者との関係に依存する場合が多いことなどから,文脈をふまえていかに指標を作成し解釈するかが重要だと考えられる.「ジェンダー不平等への態度」は「手段的エージェンシー」が行使できない抑圧下にあっても,個人の内面においてそれに疑問をもち「正当化できない」と思うことができる「内面的エージェンシー」をとらえられる可能性がある.
- オンライン閲覧公開範囲
- インターネット公開
- 関連情報(URI)
- 連携機関・データベース
- 国立情報学研究所 : CiNii Research
- 提供元機関・データベース
- 学術機関リポジトリデータベース雑誌記事索引データベースCiNii Articles科学研究費助成事業データベース
- 書誌ID(NDLBibID)
- 031822650
- NII論文ID
- 120007175078