シートベルトによる小児外傷性盲腸穿孔の1例
デジタルデータあり(科学技術振興機構)
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書誌情報
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- 資料種別
- 記事
- 著者・編者
- 亀井 一輝田口 匠平山内 健
- 並列タイトル等
- A Case of Pediatric Cecum Perforation Caused by Seat-Belt Injury
- タイトル(掲載誌)
- 日本小児外科学会雑誌 = Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons
- 巻号年月日等(掲載誌)
- 61(7):2025.12
- 掲載巻
- 61
- 掲載号
- 7
- 掲載ページ
- 1014-1017
- 掲載年月日(W3CDTF)
- 2025-12
- ISSN(掲載誌)
- 0288-609X
- ISSN-L(掲載誌)
- 0288-609X
- 出版事項(掲載誌)
- 東京 : 日本小児外科学会
- 出版地(国名コード)
- JP
- 本文の言語コード
- jpn
- NDLC
- 対象利用者
- 一般
- 所蔵機関
- 国立国会図書館
- 請求記号
- Z19-244
- 連携機関・データベース
- 国立国会図書館 : 国立国会図書館雑誌記事索引
- 書誌ID(NDLBibID)
- 034508191
- 整理区分コード
- 632
- 要約等
- <p>The patient was an 8-year-old girl. She was transferred to our hospital by air ambulance because of a traffic accident. She sat on the left rear seat in the car and was inappropriately secured with only a lap belt. She had seatbelt marks on the lower abdomen, and symptoms of peritoneal irritation were observed. Computed tomography revealed gastrointestinal perforation, and emergency surgery was performed. Laparoscopic examination revealed damage around the cecum, and the procedure was converted to open laparotomy. A cecum rupture was found on the opposite side of the ileocecal valve, and simple suture closure was performed. Although she experienced postoperative ileus, it gradually improved, and she was discharged on postoperative day 9. When treating patients who have been involved in a traffic accident, emergency physicians should understand the mechanism and characteristics of abdominal organ injury caused by a seat belt and consider the possibility of abdominal organ injury. Adults should be aware of the dangers of children wearing seat belts improperly.</p><p>症例は8歳女児.左後部座席に乗車中,車が電柱に衝突し,ドクターヘリにて救急搬送された.シートベルトは肩ベルトを外し,骨盤のラップベルトのみ装着していた.下腹部にシートベルト痕があり,腹膜刺激症状を認めた.CTにてfree airがあり,消化管穿孔の診断で緊急手術を行った.腹腔鏡下に検索すると盲腸周辺に損傷があり,右下腹部で開腹すると,回盲弁対側の盲腸が縦に裂けていた.一期的な縫合閉鎖と付加的虫垂切除を行い,ドレーンを留置した.術後一過性にイレウスとなったが,徐々に腸蠕動は改善し,術後4日目にドレーンを抜去,5日目に食事摂取を再開し,9日目に退院となった.自動車乗車中の交通外傷の診療では,シートベルトによる腹腔内臓器損傷の発生機序や特徴を理解し,腹部臓器損傷の可能性を考慮する必要がある.また,小児における不適切なシートベルト使用による臓器損傷のリスクは,広く社会に周知されるべきである.</p>
- DOI
- 10.11164/jjsps.61.7_1014
- オンライン閲覧公開範囲
- インターネット公開
- 連携機関・データベース
- 科学技術振興機構 : J-STAGE
- 要約等
- <p>症例は8歳女児.左後部座席に乗車中,車が電柱に衝突し,ドクターヘリにて救急搬送された.シートベルトは肩ベルトを外し,骨盤のラップベルトのみ装着していた.下腹部にシートベルト痕があり,腹膜刺激症状を認めた.CTにてfree airがあり,消化管穿孔の診断で緊急手術を行った.腹腔鏡下に検索すると盲腸周辺に損傷があり,右下腹部で開腹すると,回盲弁対側の盲腸が縦に裂けていた.一期的な縫合閉鎖と付加的虫垂切除を行い,ドレーンを留置した.術後一過性にイレウスとなったが,徐々に腸蠕動は改善し,術後4日目にドレーンを抜去,5日目に食事摂取を再開し,9日目に退院となった.自動車乗車中の交通外傷の診療では,シートベルトによる腹腔内臓器損傷の発生機序や特徴を理解し,腹部臓器損傷の可能性を考慮する必要がある.また,小児における不適切なシートベルト使用による臓器損傷のリスクは,広く社会に周知されるべきである.</p>
- DOI
- 10.11164/jjsps.61.7_1014
- 連携機関・データベース
- 国立情報学研究所 : CiNii Research
- 提供元機関・データベース
- Japan Link Center雑誌記事索引データベース
- 書誌ID(NDLBibID)
- 034508191