ヒトサイトメガロウイルスを用いた過酢酸のウイルスゲノムに対する抑制効果の検討
デジタルデータあり(科学技術振興機構)
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書誌情報
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- 資料種別
- 記事
- 著者・編者
- 茅野 崇岩井 友美吉田 敦 他
- タイトル(掲載誌)
- 環境感染
- 巻号年月日等(掲載誌)
- 19(4) 2004
- 掲載巻
- 19
- 掲載号
- 4
- 掲載ページ
- 441~446
- 掲載年月日(W3CDTF)
- 2004
- ISSN(掲載誌)
- 0918-3337
- ISSN-L(掲載誌)
- 0918-3337
- 出版事項(掲載誌)
- 東京 : 日本環境感染学会
- 出版地(国名コード)
- JP
- 本文の言語コード
- jpn
- NDLC
- 対象利用者
- 一般
- 所蔵機関
- 国立国会図書館
- 請求記号
- Z19-3650
- 連携機関・データベース
- 国立国会図書館 : 国立国会図書館雑誌記事索引
- 書誌ID(NDLBibID)
- 7158993
- 整理区分コード
- 632
- 要約等
- 医療用器具の高度消毒薬である過酢酸 (PA) について, サイトメガロウイルス (CMV) を用いたウイルスゲノムに対する抑制効果を検討した.<BR>0.3%PA (実用濃度) と感染価10<SUP>5</SUP> TCID50/mLのCMV (AD169実験株) 懸濁液を等量作用させ, 時間経過による細胞変性効果 (CPE) の有無を観察した. その結果, 30分後の感染価は10<SUP>1.69</SUP>TCID<SUB>50</SUB>/mLを示し, 初期感染価に対し103.31 TCID<SUB>50</SUB>/mLの減少が認められた.<BR>次に, CPEの観察で用いたPAおよびCMV作用液からDNAを抽出し, 定性PCR法およびReal-Time PCR法により特異領域のPCR産物を検出した.定性PCRにおけるウイルス初期濃度時のPCR産物に対し, 742bpサイズの増幅領域では30分後に50%, 2,952bpサイズの増幅領域では10分後に100%, それぞれ消失が認められた.Real-Time PCRにおけるCMV懸濁液に対し, 1,000倍量の0.3%PAを作用させた結果, 5分後にCMV-DNA量が検出限界以下を示した.しかし, 同じ割合で作用させた2%グルタラール (GA) では, 時間経過やCMV濃度に依存することなくCMV-DNA量が残存した.<BR>以上より, PAはGAに比べ短時間でCMVゲノム破壊作用が示され, ウイルスゲノムに対して抑制効果があることが認められた.
- DOI
- 10.11550/jsei1986.19.441
- オンライン閲覧公開範囲
- インターネット公開
- 連携機関・データベース
- 科学技術振興機構 : J-STAGE
- 要約等
- 医療用器具の高度消毒薬である過酢酸 (PA) について, サイトメガロウイルス (CMV) を用いたウイルスゲノムに対する抑制効果を検討した.<BR>0.3%PA (実用濃度) と感染価10<SUP>5</SUP> TCID50/mLのCMV (AD169実験株) 懸濁液を等量作用させ, 時間経過による細胞変性効果 (CPE) の有無を観察した. その結果, 30分後の感染価は10<SUP>1.69</SUP>TCID<SUB>50</SUB>/mLを示し, 初期感染価に対し103.31 TCID<SUB>50</SUB>/mLの減少が認められた.<BR>次に, CPEの観察で用いたPAおよびCMV作用液からDNAを抽出し, 定性PCR法およびReal-Time PCR法により特異領域のPCR産物を検出した.定性PCRにおけるウイルス初期濃度時のPCR産物に対し, 742bpサイズの増幅領域では30分後に50%, 2,952bpサイズの増幅領域では10分後に100%, それぞれ消失が認められた.Real-Time PCRにおけるCMV懸濁液に対し, 1,000倍量の0.3%PAを作用させた結果, 5分後にCMV-DNA量が検出限界以下を示した.しかし, 同じ割合で作用させた2%グルタラール (GA) では, 時間経過やCMV濃度に依存することなくCMV-DNA量が残存した.<BR>以上より, PAはGAに比べ短時間でCMVゲノム破壊作用が示され, ウイルスゲノムに対して抑制効果があることが認められた.
- DOI
- 10.11550/jsei1986.19.441
- 関連情報(URI)
- 連携機関・データベース
- 国立情報学研究所 : CiNii Research
- 提供元機関・データベース
- Japan Link Center雑誌記事索引データベースCiNii Articles
- 書誌ID(NDLBibID)
- 7158993
- NII論文ID
- 10014044024