一般注記3冊
27cm
著者は池ヶ原(現津山市池ヶ原)の地方政治家で郷土史家の大岡熊次郎忠成(1842〜1920)。3巻から成る。津山松平藩の職制・家禄・人名・庄屋名・郡村名・村高・小物成などを、各時代の資料を寄せ集めてまとめたもので、天保9年(1838)津山藩領になった小豆島の記事もある。第一巻には、津山城主松平氏分限録、藩中格式順序、藩中格式人名録、諸奉行所分限録を収録。第二巻には、津山藩の藩士家禄人名、寺社御寄進、御祈念社、長局、町奉行所詰、御勘定所・札座役名、郡代所¥代官所役所、郷中大庄屋・中庄屋人名を収録。第三巻には、津山領郡村名、村高、小物成、田畑再検地并分村名などが収められている。郡村名・村高は元禄11年(1698)の記録の写しという。(文責:岡山県立図書館)