ヒト下顎歯槽骨内壁における線維骨の構造に関する組織学的観察
デジタルデータあり(科学技術振興機構)
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書誌情報
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- 資料種別
- 記事
- 著者・編者
- 水城 春美
- 著者標目
- タイトル(掲載誌)
- 口腔病学会雑誌 = The journal of the Stomatological Society, Japan
- 巻号年月日等(掲載誌)
- 46(1) 1979.03
- 掲載巻
- 46
- 掲載号
- 1
- 掲載ページ
- p65~104
- 掲載年月日(W3CDTF)
- 1979-03
- ISSN(掲載誌)
- 0300-9149
- ISSN-L(掲載誌)
- 0300-9149
- 出版事項(掲載誌)
- 東京 : 口腔病学会
- 出版地(国名コード)
- JP
- 本文の言語コード
- jpn
- NDLC
- 対象利用者
- 一般
- 記事種別、記事分類
- 記事分類: 医学--歯科学
- 所蔵機関
- 国立国会図書館
- 請求記号
- Z19-143
- 連携機関・データベース
- 国立国会図書館 : 国立国会図書館雑誌記事索引
- 書誌ID(NDLBibID)
- 2082189
- 整理区分コード
- 632
- 要約等
- 口腔外科領域における歯槽骨ならびに顎骨に関連する種々の疾患の成立や原因の解明に当たっては, 顎骨の構造上の特徴や性格を把握し, それらの知識をもとに種々の検討を加えることも重要である。しかし, 歯槽骨をはじめ顎骨の構造に関しては, 今なお不明な点が多い。著者はこのような観点から, 歯槽骨ならびに顎骨の構造について検索する研究の一端として, 今回は歯槽骨内壁における線維骨の正常構造について観察した。<BR>材料として, ヒトの下顎小臼歯および第1大臼歯部の歯槽骨を用い, 光学顕微鏡走査ならびに透過電子顕微鏡により観察を行った。<BR>線維骨には, シャーピーの線維が存在する領域と存在しない領域がある。<BR>線維骨は層板骨における基本構造と同様, 明瞭な層板構造を示している。層板内の線維は, 隣接する層板の線維と直交する方向に配列し, それらの層板が交互に配列している。<BR>線維骨にシャーピーの線維が埋入されることによって, 線維骨の基本構造は変化し, 層板構造が不明瞭になるとともに, 線維の配列状態も不規則になる。シャーピーの線維が存在する領域では, 基質線維が主としてシャーピーの線維に対して直交する方向に配列することは同じであるが, 基質線維は蛇行や彎曲を示し, 各種方向に不規則に交錯した状態となる。<BR>基質およびシャーピーの線維における石灰化の程度は部位によって異なり, 結晶沈着の密な部分と疎な部分とが存在する。特に, シャーピーの線維には, 石灰化した部分のほかに, 未石灰化の部分が存在する。<BR>結晶が密に沈着している部分は, 酸によって溶失し, 結晶沈着の疎な部分および未石灰化の部分は酸によっても溶失せずに残存する。
- DOI
- 10.5357/koubyou.46.65
- オンライン閲覧公開範囲
- インターネット公開
- 連携機関・データベース
- 科学技術振興機構 : J-STAGE
- 要約等
- 口腔外科領域における歯槽骨ならびに顎骨に関連する種々の疾患の成立や原因の解明に当たっては, 顎骨の構造上の特徴や性格を把握し, それらの知識をもとに種々の検討を加えることも重要である。しかし, 歯槽骨をはじめ顎骨の構造に関しては, 今なお不明な点が多い。著者はこのような観点から, 歯槽骨ならびに顎骨の構造について検索する研究の一端として, 今回は歯槽骨内壁における線維骨の正常構造について観察した。<BR>材料として, ヒトの下顎小臼歯および第1大臼歯部の歯槽骨を用い, 光学顕微鏡走査ならびに透過電子顕微鏡により観察を行った。<BR>線維骨には, シャーピーの線維が存在する領域と存在しない領域がある。<BR>線維骨は層板骨における基本構造と同様, 明瞭な層板構造を示している。層板内の線維は, 隣接する層板の線維と直交する方向に配列し, それらの層板が交互に配列している。<BR>線維骨にシャーピーの線維が埋入されることによって, 線維骨の基本構造は変化し, 層板構造が不明瞭になるとともに, 線維の配列状態も不規則になる。シャーピーの線維が存在する領域では, 基質線維が主としてシャーピーの線維に対して直交する方向に配列することは同じであるが, 基質線維は蛇行や彎曲を示し, 各種方向に不規則に交錯した状態となる。<BR>基質およびシャーピーの線維における石灰化の程度は部位によって異なり, 結晶沈着の密な部分と疎な部分とが存在する。特に, シャーピーの線維には, 石灰化した部分のほかに, 未石灰化の部分が存在する。<BR>結晶が密に沈着している部分は, 酸によって溶失し, 結晶沈着の疎な部分および未石灰化の部分は酸によっても溶失せずに残存する。
- DOI
- 10.5357/koubyou.46.65
- 関連情報(URI)
- 連携機関・データベース
- 国立情報学研究所 : CiNii Research
- 提供元機関・データベース
- Japan Link Center雑誌記事索引データベースCrossrefPubMedCiNii ArticlesCiNii Articles
- 書誌ID(NDLBibID)
- 2082189
- NII論文ID
- 13000428213210012837659