霊長類学はヒトの見方をどう変えたか~日本の霊長類学60周年記念シンポジウム~
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書誌情報
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- 資料種別
- 記事
- 著者標目
- 出版年月日等
- 2008
- 出版年(W3CDTF)
- 2008
- タイトル(掲載誌)
- 日本霊長類学会大会プログラム抄録集
- 巻号年月日等(掲載誌)
- 24 0
- 掲載巻
- 24
- 掲載号
- 0
- 掲載ページ
- 6-6
- 掲載年月日(W3CDTF)
- 2008
- 出版事項(掲載誌)
- Primate Society of Japan
- 本文の言語コード
- ja
- 対象利用者
- 一般
- DOI
- 10.14907/primate.24.0.6.0
- 連携機関・データベース
- 国立情報学研究所 : CiNii Research
- 提供元機関・データベース
- Japan Link CenterCiNii Articles
- NII論文ID
- 130006998940
- 要約等
- 野生のウマの研究のために宮崎県都井岬を訪れていた若い研究者がたまたま出会ったニホンザルに魅せられたのが、日本の霊長類学のはじまりだと言われる。その年から数えて、平成20年で60年になる。この間、サルとヒトとの間に決定的な違いを置こうとしない日本の文化・思想的な背景のもとに、日本の霊長類学は世界の霊長類学をリードする形で独特の発展を遂げてきた。アジア、アフリカ、南米に一国としては世界でもっとも多くの長期調査地をもち、形態学、系統学、生理学、遺伝学、心理学等の分野でもめざましい成果を上げてきた。<br>霊長類学の研究は、単にサルの社会構造や生態を明らかにするにとどまらず、私たち人間の姿を浮き彫りにしてきた。人間は、高い知能や高度な道具使用という点で特殊であるだけではなく、父系的社会構造、集団のサブユニットとしての家族の形成、殺戮をともなう高い攻撃性、近縁の他種をすべて滅ぼした世界の征服者、近年の驚異的な増加率という点でもきわめて特殊な存在であることが明らかになってきたのだ。<br> このような人間の特徴は、人間独特の文化や感情の形成に寄与する一方、人口爆発、戦争、環境破壊といった好ましくない問題とも深くかかわっている。さまざまな分野における霊長類学60年の成果を振り返り、自然界の中での人間、地球生命の歴史の中での人間の姿をあらためて見つめ直すことは、今日的諸問題の認識や解決法の模索の基礎となる展望を与えてくれるに違いない。<br><br>13:00-13:05 はじめに<br> 古市剛史 (京都大学霊長類研究所)<br>13:05-13:35 化石の記録から探る<br> 諏訪元 (東京大学総合研究博物館)<br>13:35-14:05 遺伝学・ゲノム科学の視点から<br> 平井啓久 (京都大学霊長類研究所)<br>14:05-14:35 比較認知科学の立場から<br> 松沢哲郎 (京都大学霊長類研究所)<br>14:35-15:05 家族の起源再考:霊長類社会生態学の最近の知見と議論から<br> 山極寿一 (京都大学大学院理学研究科)<br>15:05-15:15 <休憩><br>15:15-15:45 人間的社会性の萌芽<br> 大澤真幸 (京都大学大学院人間環境学研究科)<br>15:45-16:30 総合討論 <br> 司会:古市剛史<br>
- DOI
- 10.14907/primate.24.0.6.0
- オンライン閲覧公開範囲
- インターネット公開
- 連携機関・データベース
- 科学技術振興機構 : J-STAGE