柔道の背負投における体幹回旋運動の解析
デジタルデータあり(科学技術振興機構)
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書誌情報
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- 資料種別
- 記事
- 出版年月日等
- 2025
- 出版年(W3CDTF)
- 2025
- 並列タイトル等
- 骨盤・胸郭による回旋・側方傾斜・前方傾斜の順序性とその連動
- タイトル(掲載誌)
- 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集
- 巻号年月日等(掲載誌)
- 75 0
- 掲載巻
- 75
- 掲載号
- 0
- 掲載ページ
- 315-
- 掲載年月日(W3CDTF)
- 2025
- 出版事項(掲載誌)
- Japan Society of Physical Education, Health and Sport Sciences
- 本文の言語コード
- ja
- 対象利用者
- 一般
- DOI
- 10.20693/jspehssconf.75.0_315
- 連携機関・データベース
- 国立情報学研究所 : CiNii Research
- 提供元機関・データベース
- Japan Link Center
- 要約等
- <p>柔道における背負投は、相手の面前で瞬時に自身の身体を180度回旋して相手を背中に担ぎ、肩口から投げる技である。技を確実に遂行するには、体幹部の素早い回旋が必要不可欠である。そこで本研究は、背負投実施時における体幹部の回旋運動の連動を明らかにすることとした。女子柔道選手21名を対象として、慣性センサ式モーションスーツ(e-skin MEVA, Xenoma社製)を用いて背負投動作を計測した。分析区間は、自然本体から回旋に入る際に踏込み足が離床した時点から胸郭が回旋後に前傾し終えた時点までとした。出力値の中から胸郭と骨盤の角速度ベクトルと四元数を抽出し、(1)角度(2)角速度の最大値(3)最大値の出現タイミング、を求めた。尚、左組の対象者のデータは左右反転し、全対象者が右組データ(左方向に回旋)となるよう統一した。また、角度と時刻は分析開始時点の値を0と定義した。分析の結果、骨盤の回旋動作は胸郭に先行して開始し、一歩目着床時点(0.21s)には38±13度(胸郭:10±10度)、0.47s時点(胸郭は0.55s) には180度に達していた。最大回旋角(骨盤:207±14度、胸郭:211±12度)の到達はほぼ同時(0.7-0.72s)であった。この回旋と同時に骨盤と胸郭は左方向へ傾斜を開始したが、その最大値(いずれも48度)には骨盤(0.34s)が胸郭(0.44s)に先行して到達していた。左傾斜角が最大値に到達するタイミングで骨盤、胸郭ともに前方傾斜角が急激に増大し、0.82-0.85s時点に最大値(骨盤:102±16度、胸郭:169±10度)に達した。背負投の回旋運動は骨盤が先行し胸郭が追従する順序で行われていると示された。また、骨盤および胸郭の左傾斜によって相手を自身の右背部に呼び込み、回旋により身体の向きを変えることで、相手を背中に担いだ前傾姿勢へと移行したものと考えられる。</p>
- DOI
- 10.20693/jspehssconf.75.0_315
- オンライン閲覧公開範囲
- インターネット公開
- 連携機関・データベース
- 科学技術振興機構 : J-STAGE