堤防を考慮した日本版CaMa-Floodの洪水再現精度検証
デジタルデータあり(科学技術振興機構)
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書誌情報
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- 資料種別
- 記事
- 出版年月日等
- 2025
- 出版年(W3CDTF)
- 2025
- タイトル(掲載誌)
- 研究発表会要旨集
- 巻号年月日等(掲載誌)
- 38 0
- 掲載巻
- 38
- 掲載号
- 0
- 掲載ページ
- 89-
- 掲載年月日(W3CDTF)
- 2025
- 出版事項(掲載誌)
- THE JAPAN SOCIETY OF HYDROLOGY AND WATER RESOURCES
- 本文の言語コード
- ja
- 対象利用者
- 一般
- イベントの日付、場所
- 水文・水資源学会2025年度研究発表会
- DOI
- 10.11520/jshwr.38.0_89
- 連携機関・データベース
- 国立情報学研究所 : CiNii Research
- 提供元機関・データベース
- Japan Link Center
- 要約等
- <p>近年,CaMa-Floodに代表される全球流出氾濫モデルの高性能化が進展しており,リアルタイム洪水予測システムの開発やハザードマップとしての利用可能性の検証が行われている.一方で,全球流出氾濫モデルにおいては,堤防を河道情報として明示的に考慮していないことが課題として指摘されており,堤防を考慮したモデルの開発が進められている.Gangらは、「堤外地面積率」および「堤防高さ」の2つのパラメータのみを用いた簡便な堤防スキームを開発し,全世界での情報整備と適用を実現した.しかしながら,その検証はアメリカの一部の大河川に限定されていることから、同手法の全球的な汎用、とりわけ日本のような急峻かつ狭窄な地形における有効性は依然として不明である。</p><p> 本研究では,Gangらの手法を基に,日本版CaMa-Floodを用いて局所地形における堤防スキームの有用性を検証する.検証は,令和元年東日本台風時の信濃川と阿武隈川を対象に行われた.その結果,堤防を導入することでNSEは0.52から0.68まで上昇し,ピーク流量の誤差率は57.8%から42.4%に減少した.また,浸水範囲は26.6%減少し,浸水開始時刻も観測値に大きく漸近した.一方で,観測浸水範囲と比較するとモデルが適切に浸水を表現できているとは言い難く,改善が必要な部分が残されている.今後は,破堤現象を考慮可能な浸水シミュレーションの導入や,過去の浸水実績を反映した堤防高パラメータの精緻化に取り組むことで,より現実的で高精度な氾濫解析を目指す.</p>
- DOI
- 10.11520/jshwr.38.0_89
- オンライン閲覧公開範囲
- インターネット公開
- 連携機関・データベース
- 科学技術振興機構 : J-STAGE