山間地域に暮らす高齢者を対象とした歩行能力維持への取り組み : 介護予防事業におけるフットケアへのニーズ把握

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 山間地域に暮らす高齢者を対象とした歩行能力維持への取り組み : 介護予防事業におけるフットケアへのニーズ把握
• 著者・編者: 前川, 有希子; 高岸, 弘美; 中沢, 郁絵; MAEKAWA, Yukiko; TAKAGISHI, Hiromi; NAKAZAWA, Ikue; マエカワ, ユキコ; Maekawa, Yukiko; タカギシ, ヒロミ; Takagishi, Hiromi; ナカザワ, イクエ; Nakazawa, Ikue
• 著者標目: 前川, 有希子; 高岸, 弘美; 中沢, 郁絵; MAEKAWA, Yukiko; TAKAGISHI, Hiromi; NAKAZAWA, Ikue; マエカワ, ユキコ; Maekawa, Yukiko; タカギシ, ヒロミ; Takagishi, Hiromi; ナカザワ, イクエ; Nakazawa, Ikue
• 出版事項: 山梨県立大学地域研究交流センター
• 出版年月日等: 2022
• 出版年（W3CDTF）: 2022
• タイトル（掲載誌）: 山梨県立大学地域研究交流センター2021年度地域研究事業報告書
• 本文の言語コード: jpn
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 高齢者の転倒は、骨折・寝たきりの原因となり、予防のために安全で確実な歩行能力の維持が求められる。とりわけ、山間地に生活する高齢者が地域での生活を継続するためには自身の足を大切にする意識を持ち、継続したケアを実施することが重要である。足部は、立位や歩行機能に影響を与える部位でありながらも、靴下や靴に覆われていることが多く、日ごろからその状態を意識し観察し手入れを行う高齢者は多くないと考えられる。そこで、本研究では、山間地域に暮らす高齢者の足部の状態や足への意識や日常でのケアについて調査票を用いて実態を把握し、山間地域で生活をする高齢者のフットケアニーズを明らかすることを目的とした。対象は、山間傾斜地に居住しており、住民の交流の場である「いきいきサロン」に定期的に参加している高齢者とした。足と暮らしに関する質問紙調査と足部の健康観察とフットプリントを実施した。参加者は22名（女性16名・男性6名）、平均年齢は82.3歳であった。質問紙調査の結果から、しびれや痛み、感覚異常あり、足のつれやこむら返り、冷えもありと答えた割合が高い状況があった鶏眼や胼胝、巻き爪といったトラブルもあり、爪切りやフットケアが自身では実施が困難という回答もあった。フットプリントの結果からも、浮き指・外反母趾・偏平足・皮膚の角化も見られ、自覚・他覚的に足にトラブルを抱えていることが明らかになった。今後は、本研究結果をもとにした地域への介入計画についてプログラムを構築していくことを目指す。
• 一次資料へのリンクURL: http://www.i-repository.net/il/user_contents/02/G0000632repository/cch2022/cch2022003.pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 山梨県立大学 : 山梨県立大学機関リポジトリ