一般注記type:Other
長崎県が所有する文化財の価値の再検証とその活用を検証する素材として、朝鮮通信使絵巻(県立対馬民俗資料館蔵)を用い、国内外の朝鮮通信使絵巻との比較分析からその特質を解明し、本学学生で社会科の教職を目指す学生とともに教育機関(中学・高校)での教材活用のあり方に関して検討していくことを目的とした。
具体的には、前者について実際の通信使行列の構成を復元するための文献調査を行い、行列絵巻に描かれている人びとの役職・構成などを付き合わせる作業を行い、後者についてはワークシートの開発、および教育プログラムの開発を行った。後者については、対馬高校との遠隔教育システム利用での講義で、文化期の易地聘礼を題材とした講義資料とフィールドワークの実施した。日本史担当の先生と講義内容の検討など行うことで、より実践的なワークシートの開発など試みることができらが、一方で課題も残り、来年度以降効果検証も試みる計画である。
identifier:http://reposit.sun.ac.jp/dspace/handle/10561/1551
一次資料へのリンクURLhttp://reposit.sun.ac.jp/dspace/bitstream/10561/1551/1/H30%e4%bd%901_matsuo.pdf
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