一般注記type:Other
【目的】健康な成人女性を対象にES着用と皮膚乾燥の関連性を明らかにする。【方法】調査期間:令和元年10月1日~12月31日。対象者:A病棟看護師7名(平均38.2歳)。日勤勤務帯でES着用し1日3回(ES着用前8時~9時、12時~13時、16時~17時)、両下肢計20カ所の水分量を7日間測定した。さらに皮膚状態を観察し、12~13時には下肢の写真を撮影した。【結果】対象者7名のうち、2名は発赤・掻痒感により7日間着用できなかった。ES着用前の水分量の平均で、最も高値であったのは下腿最大径前面で49.7%、最も低値であったのは踵部で26.5%であった。対象者5名のES着用前後における、水分量の平均値の差は、最も減少したのは下腿最大径後面で-0.86% 最も増加したのは足背動脈上で4.75%であり、有意な差はなかった。【考察】ES装着により皮膚水分量が大きく減少することはなく、ES着用と皮膚乾燥の有意な関連はなかった。今後、整形外科患者を対象として再度調査をする予定である。
identifier:http://reposit.sun.ac.jp/dspace/handle/10561/1682
一次資料へのリンクURLhttp://reposit.sun.ac.jp/dspace/bitstream/10561/1682/1/H31%e3%82%b7_nagamine.pdf
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