一般注記type:Other
目的:本研究の目的は、長崎県の高齢者長期ケア施設における看護師のコンピテンシーの構造を明らかにすることである。
方法:回復期リハビリテーション病棟20施設27病棟の看護部長へ協力を書面にて依頼した。1病棟につき3名の看護師へ半構造化自記式質問紙(以下、質問紙)の配布を依頼するため81名分送付した。質問紙は個別の返信用封筒にて回収した。質問紙は、属性、専門職連携実践能力評価尺度等で構成した。
結果:回収数は35件、回収率43.2%であった。専門職連携実践能力評価尺度の合計平均得点は113.6(SD13.6)であり、全国の長期ケア施設の看護師1099名を対象とした先行研究(山口,2019)の専門職連携実践能力評価尺度データと比較して有意差は無かった。
考察:先行研究(山口,2019)の対象者数と比して大差があることが前提となるが、本研究対象者は全国平均レベルの専門職連携実践能力を備えた集団であることが推察された。今後は、質的データとの統合を進めることが課題である。
identifier:http://reposit.sun.ac.jp/dspace/handle/10561/1685
一次資料へのリンクURLhttp://reposit.sun.ac.jp/dspace/bitstream/10561/1685/1/H31%e3%82%b7_yamaguchita.pdf
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)