タイトル(掲載誌)福井大学 重点研究成果集2011 ー明日への挑戦ー
一般注記我々はα1L 受容体の生成機構の研究中に、受容体結合分子としてCRELD1 を 同定した。CRELD1 はα1a と共発現することによりα1A 受容体の発現量を抑制し、相対的にα1L 受容体の存在比を増加した。またCRELD1 はα1A 以外にも、全てのアドレナリン、ドパミン受容体 を含む多様なG タンパク質共役型受容体と結合し、その受容体量を調節する。従って受容体量のかなり 一般性のある受容体量調節機構であると考えられる。CRELD1 の発現は多くの組織で見られ、脳で発 現量が高く神経細胞に発現していることから、神経伝達の調節分子の候補として、生体内機能の解析が 必要となった。本研究ではCRELD1 遺伝子のノックアウト動物の作製を開始し、研究年度内に生殖細 胞系列にノックアウトアレルを伝達した動物を得ることができた。
福井大学平成22年度重点研究 「競争的配分経費(若手研究者支援)」
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