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規格・テクニカルリポート類

スギ花粉症に対する多面的治療戦略の構築

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スギ花粉症に対する多面的治療戦略の構築

資料種別
規格・テクニカルリポート類
著者
藤枝, 重治ほか
出版者
-
出版年
2011-05-31
資料形態
デジタル
ページ数・大きさ等
-
NDC
-
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資料に関する注記

一般注記:

出版タイプ: NAスギ花粉症患者の遺伝子多型による解析からORMDL3、DAF において数ヵ所にリス クアレルが存在することが判明した。ORMDL3 リスクアレル患者では、CD4 陽性細胞におけるpoly-IC 刺 激でのIL-17 産生と肥満細胞からのスフィンゴシン1 リン酸脱顆粒が高いことが判明...

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書誌情報

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デジタル

資料種別
規格・テクニカルリポート類
著者・編者
藤枝, 重治
坂下, 雅文
窪, 誠太
伊藤, 有未
意元, 義政
出版年月日等
2011-05-31
出版年(W3CDTF)
2011
タイトル(掲載誌)
福井大学 重点研究成果集2011 ー明日への挑戦ー
掲載ページ
24-25
対象利用者
一般
一般注記
出版タイプ: NA
スギ花粉症患者の遺伝子多型による解析からORMDL3、DAF において数ヵ所にリス クアレルが存在することが判明した。ORMDL3 リスクアレル患者では、CD4 陽性細胞におけるpoly-IC 刺 激でのIL-17 産生と肥満細胞からのスフィンゴシン1 リン酸脱顆粒が高いことが判明した。DAF は、補 体C3 が活性化してC3a(アナフィラトキシン)になるのを抑制するが、スギ花粉症患者では、スギ飛散 期に健常人に比べDAF のmRNA 発現が有意に低下していた。さらに同時期スギ花粉症患者の網羅的蛋白 解析で、C3a が有意に増加していた。これまで効果を証明できた舌下免疫療法では、症状が良くなった 患者においてIL-17、C3a いずれも低値をとることが判明した。今後IL-17 と補体の関係、ORMDL3、DAF 遺伝子からの治療戦略を構築していく。
福井大学平成22年度重点研究「重点研究育成経費」