がん化学療法に伴う持続性吃逆にプレガバリンが奏効した2例

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: がん化学療法に伴う持続性吃逆にプレガバリンが奏効した2例
• 著者・編者: 森川, 美羽; 石崎, 武志; 高野, 智早; 渡辺, 享平; 田畑, 麻里; 佐藤, 義高; 西本, 武史; 小坂, 浩隆; 片山, 寛次
• 著者標目: 森川, 美羽; 石崎, 武志; 高野, 智早; 渡辺, 享平; 田畑, 麻里; 佐藤, 義高; 西本, 武史; 小坂, 浩隆; 片山, 寛次
• 出版事項: 日本緩和医療学会
• 出版年月日等: 2012-08-21
• 出版年（W3CDTF）: 2012-08-21
• タイトル（掲載誌）: Palliative Care Research
• 巻号年月日等（掲載誌）: 7 2
• 掲載巻: 7
• 掲載号: 2
• 掲載ページ: 541-544
• ISSN（掲載誌）: ISSN : 1880-5302
• 本文の言語コード: jpn
• 件名標目: プレガバリン; 吃逆; 肺がん; 化学療法; 鎮痛補助薬
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: がんの診療に伴い, 吃逆はしばしば経験し, 治療に難渋することが多い. 化学療法に伴って出現した持続性の吃逆に対して, プレガバリンが奏効した2症例を経験したので報告する. 【症例】症例は共に進行肺扁平上皮がんであり, 症例1はカルボプラチン+パクリタキセル, 症例2はネダプラチン+イリノテカンの2剤併用化学療法を施行した. 2症例共に抗がん剤の投与に応じて吃逆の出現, 増悪を認めており, 薬剤が誘発したと考えられた. 吃逆はメトクロプラミド, クロルプロマジン, ガバペンチンに抵抗性であり, プレガバリン 150 mg/日の投与によりすみやかに改善した. 【結論】鎮痛補助薬として近年用いられるようになったプレガバリンは, その薬理作用である神経細胞の過剰興奮の抑制により吃逆にも効果がある可能性がある.
• 一次資料へのリンクURL: https://u-fukui.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=20299&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 関連情報（DOI）: 10.2512/jspm.7.541
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 福井大学 : 福井大学学術機関リポジトリ