並列タイトル等Amazing Historian Kimiya Yasuhiko: Draft Version
研究者としての木宮泰彦の意義を検証する試み:2020年における成果と課題(2020(令和2)年度常葉大学共同研究)
『日華文化交流史』とその時代:木宮泰彦の研究成果を常葉大学の授業で活用する試み(2017-2019(平成29-31年度)年度常葉大学共同研究)
"A History of Japan-Sino Cultural Exchange" and its Time (Joint Research, Tokoha University, 2017-2019, 2020)
一般注記常葉大学
研究者としての木宮泰彦の意義を改めて検証することを目的に掲げ、2020年度共同研究の活動のみならず、2017年度-2019年度共同研究の活動で得られた知見をまとめ、一冊の研究報告書『おもしろい木宮泰彦初稿』(若松大祐(編著)、篠原印刷所出版部、2021年3月、ISBN:978-4-901580-55-7)として刊行した。本報告書は合計230ページあり、第1部「研究者としての足跡」、第2部「主要論著の概要」、第3部「研究活動に対する評価」、第4部「学内共同研究の取り組み」からなる。 第1部「研究者としての足跡」では、歴史家木宮泰彦の生涯を、絵図で示した。多くは之山忌で展示したポスターを、改訂して収録したものである。 第2部「主要論著の概要」では、『日本古印刷文化史』(1932)や『日華文化交流史』(1955)などの主要著作の序文をそれぞれ再録するとともに、概要を作成して載せた。これらを通じ、読者は主要著作の内容を把握できるにちがいない。 第3部「研究活動に対する評価」では、木宮泰彦関係資料の保管の不充分を訴えた上で、主要著作に対する学界の評価をそれぞれ整理した。1940年夏の中国出張のスケジュールも載せてあり、日記原本の発掘の必要性を強調している。 第4部「学内共同研究の取り組み」には、共同研究のメンバー4名がそれぞれの抱負や所感を記した。 以上を踏まえ、2020年度共同研究の成果として、日本史学の対外関係史研究という研究分野の中で、木宮泰彦の到達点を位置づけることに接近できた。 なお、『おもしろい木宮泰彦初稿』でも明記したとおり、木宮泰彦の中国出張(1940年夏)に際しての日記は、相変わらず所在不明のままであった。
出版者:篠原印刷所出版部出版地: 静岡出版年: 2021年3月31日ISBN: 978-4-901580-55-7出版国コード: jaタイトル言語コード: jpn本文言語コード: jpnページ数: 226p大きさ: 148×210mm
identifier:30723548
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連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)
提供元機関・データベース常葉大学 : 常葉大学・常葉大学短期大学部リポジトリ