文書・図像類

デザイナ育成のためのスケッチング・ツールの開発研究

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デザイナ育成のためのスケッチング・ツールの開発研究

資料種別
文書・図像類
著者
長嶋, 洋一ほか
出版者
-
出版年
-
資料形態
紙・デジタル
ページ数・大きさ等
-
NDC
-
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資料に関する注記

一般注記:

デザイン学部長特別研究費発展的なデザイン領域として、インタラクション(システム)までをデザインできるような、「スケッチング」という新しいデザイン手法のための教育ツール(ハードウエア、ソフトウエア、テキスト)を研究開発する。ここでの「スケッチング」とは、エレクトロニクスやプログラミングを含めた、プロト...

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書誌情報

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デジタル

資料種別
文書・図像類
著者・編者
長嶋, 洋一
NAGASHIMA, Yoichi
寄与者
高山, 靖子
中山, 定雄
TAKAYAMA, Yasuko
NAKAYAMA, Sadao
本文の言語コード
jpn
対象利用者
一般
一般注記
デザイン学部長特別研究費
発展的なデザイン領域として、インタラクション(システム)までをデザインできるような、「スケッチング」という新しいデザイン手法のための教育ツール(ハードウエア、ソフトウエア、テキスト)を研究開発する。ここでの「スケッチング」とは、エレクトロニクスやプログラミングを含めた、プロトタイピング(ハード/ソフト)の新しい潮流で、理工学系でなくても(文系・芸術系・デザイナでも)、実際に電子工学・情報技術を含めたシステムを実現できるデザイン手法のことである。つまり、描くだけのスケッチではなく、システムの振る舞いまでもスケッチする、という事である。デザイン学部の学生であれば、デッサン・木工・金工・プラ・テキスタイル等々に加えて、ごく簡単な電子工学の知識も学びたい。メディア造形学科だけでなく生産造形・空間造形の学生の多くも、卒展などで「光るプロダクト」「照明インテリア」「空間演出(光・音・動き)」などのテーマに発展する可能性が大きい。デザイナを目指す若者が専門知識の深みを避けて、最新技術の支援によるブラックボックス化によって、効果的にスケッチングを習得する体系を実現したい。そこで本研究においては、発展的なデザイン領域として、インタラクション(システム)までをデザインできるような、「スケッチング」という新しいデザイン手法のための教育ツール(ハードウェア、ソフトウェア、テキスト)を研究開発することを目的とした。
これまでSUACで100を越えるシステムの実現に関係してきた経験と、ワークショップによるいくつもの事例から「汎用・標準的」なコアシステムをオリジナル設計してプリント基板化し、センサ等との最小限のハンダ付けによって、高い信頼性と高機能を両立させる、新規なプラットフォームの実現を目指して、最初のバージョンのオリジナル基板「SUAC board ver0.5」を開発した。ハードウェア(CPU/マイクロコントローラ)については、代表的な4種類として、Gainer・Arduino・Propeller・AKI-H8のいずれも選択的に搭載できる設計とした。ホストとのインタフェースとしてMIDIとXBeeの入出力を備え、さらにディジタル入力を64ポート、ディジタル出力(PWM方式アナログ出力可)を64ポート、アナログ入力を34ポート搭載している。本研究において実現・達成をめざす「スケッチング・ツール」は、SUACデザイン学部での教育効果だけに限らず、新しい時代のデザイナの要請を目指す全ての国内・海外の大学/企業等に対しても重要な意義を持つ。そこで、経過および成果を学会発表などの場で対外発信するとともに、研究開発した教育ツールについても積極的に対外発表/公開を目指した。交流・公開のためのワークショップなどのを通じて、関連した山岳協同の受託研究などについても積極的に門戸を開くこととし、2013年2月2日に開催予定である。
スケッチング教育ためのドキュメント類(テキスト等)については、最初のバージョンのオリジナル基板「SUAC board ver0.5」の開発と同期してWeb上に全ての情報を公開しており、これは次年度以降に「紙」としてまとまるか、あるいは電子的なドキュメント(pdf等)とするか検討中である。「SUAC board ver0.5」については2012年12月下旬に試作完成し、ほぼ全ての機能を確認するとともに、発注した20枚の量産によって具体的な作品応用事例に適用して、次年度バージョンの改良設計のための情報収集を目指しているところである。
初年度のワークショップについては本報告書(次年度の特別研究申請のために添付する必要があり2013年1月上旬に作成)執筆時点で開催されていないので、ここではまだ紹介できない。広く一般に参加募集を行っているページのURLは「http://nagasm.org/1106/MDF2013/cfw.html」である。
なお、「スケッチング」の領域では国内だけでなく世界先端と伍して研究を進めているので、関連領域での多くの国際会議・学会・研究会での発表を行うとともに、その場で多くの専門家と議論する事自体が重要である。しかし本研究では申請に対し旅費が25万円削減されたために、一部の学会出張に旅費自己負担で臨んだものの、当初の計画に対してマイナスの影響があったのは今後の課題である。常に発表参加(専門家との議論)の出張であり調査だけでの出張等は計画していないので、継続研究の次年度にはこのような旅費削減は無いよう強く希望する。
source:http://nagasm.org/1106/MDF2013/cfw.html
source:http://nagasm.org/ASL/paper/Sketching2012nagasm.pdf
identifier:24-9
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CC BY-NC-ND