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書誌情報
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- 資料種別
- 文書・図像類
- 著者・編者
- 池上, 重弘IKEGAMI, Shigehiro
- 寄与者
- イシカワ, エウニセアケミ広瀬, 英史ISHIKAWA, Eunice AkemiHIROSE, Eishi
- 本文の言語コード
- jpn
- 対象利用者
- 一般
- 一般注記
- 学長特別研究費COC本学に在籍する在留外国人学生らの経験や本学のこれまでの研究成果の蓄積等、本学の有するリソースを活用した実践的な研究を進め、静岡県や浜松市、磐田市等から要請のある多文化共生分野の地域課題の解決を図ることを目的とした。磐田市の外国人集住団地での全戸調査、多文化子ども教育フォーラム、浜松市内の小学校2校での多文化共生ワークショップ、浜松市内と磐田市内での外国人中学生学習支援等を実施した。平成26年5月2日~平成27年3月8日 磐田市の外国人集住団地の実態調査 (予備調査、アンケート調査、インタビュー調査、調査結果概要報告会)平成26年5月7日~平成27年3月8日 フォーラム準備会(平成26年5月7日)、第8回フォーラム(平成26年6月14日)、第9回フォーラム(平成26年12月6日)平成26年5月7日~平成27年2月6日 浜松市内の小学校2校での多文化共生ワークショップ実施(平成27年1月16日、23日、1月29日)の実施平成26年5月7日~平成27年3月29日 浜松市教育委員会と連携したステップアップ教室@浜名高校及び磐田市と連携した多文化交流センターでの外国人中学生学習支援(毎週金曜日夕方に実施)磐田市東新町団地は全450戸の約3分の2が外国人世帯(ブラジル人世帯が多数)である。磐田市、地元自治会等との連携により、11月中旬から下旬にかけて全戸訪問調査を実施した。その際、学生実行委員会(20名中半数は外国につながる学生たち)が調査票の配布・回収を担当した結果、外国人世帯での回収率も約50%に達した。その後、2月に外国につながる学生たちによるインタビュー調査も実施し、磐田市多文化共生社会推進協議会及び地元自治会で調査結果を報告した。多文化子ども教育フォーラムは2回実施した。第8回フォーラムは「ブラジル人保護者は何を考えているか」をテーマに実施した(参加者50名)。第9回フォーラムでは「ブラジル人カウンセラーによる子どもと保護者の心理分析」をテーマに実施し、静岡県が受け入れた心理カウンセラーの約3ヶ月間にわたる研修成果報告をもとに討議した(参加者45名)。多文化共生ワークショップでは16名の学生たちが前期から準備を始め、1月中旬から下旬にかけて市内の小学校2校で各2回ずつのワークショップを実施した。「世界の通学風景」、「世界の給食」をテーマに、学校をめぐる文化の多様性に気付きを与える機会になった。外国人集住団地調査については、平成27年11月中に最終的な報告書を刊行予定である。この報告書は本学学術リポジトリ上での公開を予定している。 また、平成24年度に始まり平成27年7月に第10回を迎えた多文化子ども教育フォーラム、平成23年度から継続している多文化共生ワークショップ、同じく平成23年度に始まり連携先を広げて継続している外国人中学生学習支援活動については、平成27年9月に本学公式HP上の文化・芸術研究センターのページに活動概要をまとめた。 http://www.suac.ac.jp/researchcenter/research/priority/diversity/ 本学におけるこれまでの多文化共生分野の実践的活動の経緯と成果等をまとめた本を今年度中にとりまとめ、来年度出版する予定である。source:http://www.suac.ac.jp/researchcenter/research/priority/diversity/identifier:26-9
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- 限定公開
- 著作権情報
- CC BY-NC-ND