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書誌情報
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- 資料種別
- 文書・図像類
- 著者・編者
- 小浜, 朋子OBAMA, Tomoko
- 寄与者
- 礒村, 克郎立入, 正之横地, 敬ISOMURA, KatsuroTACHIIRI, MasayukiYOKOCHI, Takashi
- 本文の言語コード
- jpn
- 対象利用者
- 一般
- 一般注記
- 重点目標研究大学に所属するギャラリーは日本の中でも数少ない。本学の西ギャラリーは、学芸員の育成や学生作品の発表の場としてその特性を活かしているが、開学当初のままの設備環境は時代に即していると言えない。2020年度開催予定の「静岡県文化プログラム 伝統工芸展」を機に、専門家の協力を得ながら「展示空間の在り方の基礎的な知識」を共有し、西ギャラリーの課題や改善の方向性を明確にし、プロトタイプの制作を手掛ける。令和元年5月14日:研究協力者の藤原工氏を交えたキックオフミーティング、スケジュールと研究の方向性を検討(小浜・礒村・藤原)令和元年8月~3月:西ギャラリーの課題の抽出、専門家視点からの改善提案 ※現場打合せ5回(小浜・藤原)令和元年8月~3月:展示台・ライティングなど、新しい展示空間の試作の制作(礒村・横地)令和2年1月~3月:学内セミナーの実施(2020/3/4)※実施に向け、資料の作成、機材の調達などを準備令和2年2月~3月:研究成果の資料まとめ(藤原・小浜)展示プロデュース論の非常勤講師である藤原工先生(美術照明家)に研究協力をお願いし、「展示空間」に関する経験と学術的なエビデンスに基づいて西ギャラリーの課題を明確にした。「フレキシビリティのある展示空間」をテーマに掲げ、検討を重ねることで、新しい展示ツールのプロトタイプが効果的に制作できた。本研究を通して、文政、デザイン両学科の教員・指導員と学生、職員とナレッジを共有することが出来たことも意義深い。1.西ギャラリーの主な課題 (1)柱①入口の芯ずれ②柱が生み出す無駄な空間(2)壁①受け壁が無い②壁展示しか想定していない空間③壁面展示にそぐわない壁の仕上げ(3)全体①同じ空間の羅列、ホワイトキューブ的だけのフレキシブル性の欠如②床やケース展示への配慮の欠如(電源・照明位置など)③外光を遮る手段の欠如(壁で遮ると壁が足りなくなる)2.伝統工芸展に向けた「フレキシビリティ」のあるプロトタイプの制作、及び照明機器の導入①展示台の制作 (2台)②ライティングレールの制作 (1式)③スポット照明機器 (15セット)3.ナレッジの共有を目的とした実践的なセミナーの開催 (参加者約40名)本研究の成果を継続的に活かしていけるように次の取組みを予定している。1.2020年度実施の伝統工芸展への反映①什器の製作②ライティングレールの実装③照明機器の補充2.本研究のナレッジの共有化(資料のデータ化)①西ギャラリーの課題②展示空間の在り方の基礎的な知識③展示空間の活用ガイド(特に照明機器の使い方)3.実践的な教育の場としての活用①文化政策学部の学生:展示プロデュース論などの授業②デザイン学部の学生:照明の効果やフレキシビリティのある空間づくりの教材③ギャラリーを利用する学生:展示空間の基礎的な知識や機材の使い方の習得4.専門家との情報交流活用実態の把握と課題の解決方法の検討などidentifier:31-5
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- 限定公開
- 連携機関・データベース
- 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)