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書誌情報
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- 資料種別
- 文書・図像類
- 著者・編者
- 石本, 東生ISHIMOTO, Tohsei
- 寄与者
- 青木, 健森, 俊太高木, 邦子AOKI, TakeshiMORI, ShuntaTAKAGI, Kuniko
- 本文の言語コード
- jpn
- 対象利用者
- 一般
- 一般注記
- その他の研究2019年度の文化政策学部1年次生は、「文明観光学コース」第1期生となる学生である。本研究は、同1年次生に開講する「観光学概論」授業(前期)において、履修生たちが「観光」への意識や「観光学修」への意欲を高めるためには、どのような教育的アプローチが適切なのかを検証することを目的とする。特に、本授業では「観光学上の理論」以上に、国内外の観光地の事例研究を多数紹介することによる、課題提起型のアプローチを行った。随時:研究代表者と分担者による収集データの整理、分析作業前期授業期間:「観光学概論」履修者へのアンケート調査実施令和元年6月~7月:同授業第9回(6月20日)、11回(7月4日)、13回(7月18日)において、ゲスト講師による講演会を実施令和元年8月~9月・令和2年1月~2月:アルバイト学生にも手助けを得て、データ整理および分析作業実施令和2年1月「観光社会学」授業内でのゲスト講師による講演会実施観光学概論の第2回授業で履修生に「観光を学ぶためにSUACに入学したか?」を問うたところ、履修者65名中12名(19.4%)が7段階中最も肯定的な回答「非常にあてはまる」を選択した。 その後、第6回授業で観光学修への意識変化について訊ねたところ、「入学当初より、観光学修に対して、だいぶ興味が湧いてきている」という、5段階中最も肯定的な選択肢を選んだ者が全体の60.3%、次に肯定的な「少し興味が湧いてきている」を選んだ者が36.2%であり、あわせて96.5%が観光学修への意識向上を示した。加えて第12回授業での同質問への回答では各値が63.1%、33.8%、合計96.9%となった。 以上より、観光および観光学修に興味を持つ履修生が、既に第6回授業という早い段階から大幅に増加し、第12回授業時においても、なだらかながら依然上昇傾向にあることが示された。 尚、第6回および第12回授業でのアンケートで履修生が述べた意識変化の要因には「地域における観光に関し、成功・失敗の両方の『具体例』を知ることによって、より観光の活用方法や気をつけるべきポイントに興味が湧いた」といった類の記述が多く、特に初期の観光教育には、観光地事例紹介の重要性が明らかとなった。◎2020年度以降も新たな観光関連授業(観光社会学、グローバル観光論、地域観光論、観光ビジネス論)、および文明観光学ゼミが順次スタートする。本研究の成果をそれらの授業やゼミにおいて実践し、とりわけゼミにおいてはPBL方式の学修・教育に活かす。◎「地域連携演習」のプログラム造成・実施の折にも、地域の連携者の方々に、本研究の成果を説明し、大学での観光教育におけるケーススタディの大切さと、さらにフィールドワークの重要性をご理解いただき、実りある「地域連携演習」を実施する。identifier:31-21
- 一次資料へのリンクURL
- https://suac.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=1671&item_no=1&attribute_id=23&file_no=1
- オンライン閲覧公開範囲
- 限定公開