一般注記静岡文化芸術大学(以下、本学)では、2013年3月、静活株式会社から、雑誌、映画パンフレット、脚本、図書等合計約5,000点の映画関係資料の寄贈を受け、約7年間図書館・情報センター(以下、当館)にて整理業務を行ってきた。整理業務を行うなかで、2018年12月、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムへの所蔵調査依頼に協力し、2021年2月には『全国映画資料館録2020』に当館が掲載された。これらの活動を経て、2021年3月、本学ギャラリーにて、映画資料展「Moving Text ―映画資料を読む―」を開催した。 本展覧会は、「令和2年度静岡文化芸術大学イベント・シンポジウム等開催費」の採択を受け、本学デザイン学部、文化政策学部教員3名の企画・運営総括の下、当館の職員、デザイン学部実習指導員と協働で準備し実施したものである。会期中は本学関係者や地域の方々をはじめ、全国から映画を専門とする研究者や制作関係者にもご来場いただき、展示資料だけでなく、より詳細の資料を見たいという意見も寄せられた。 本稿では、第1章で展覧会を企画した意図を述べる。第2章では展示計画を説明し、第3章で展覧会概要を報告する。第4章では来場者の声をアンケート結果を踏まえて紹介する。
【展覧会概要】会期:2021年3月4日(木)~ 4月6日(火) 11時~ 18時 休館:3/7、3/11 ~ 13、3/22 ~ 23場所:静岡文化芸術大学 ギャラリー主催:静岡文化芸術大学 文化・芸術研究センター協力:静活株式会社、静岡県立中央図書館、木下惠介記念館(浜松市旧浜松銀行協会)[指定管理者:浜松創造都市協議会・東海ビル管理グループ]、特定非営利活動法人トータルケアセンター「浦岡敬一のシゴト部屋」什器設計:LAP(laplab.jp)制作協力:ファブラボ浜松テイクスペース企画・運営総括:池田泰教、加藤裕治、的場ひろし資料選定:土屋麻子、井出直樹グラフィックデザイン:博多哲也空間設計:髙部亘、根木隆之、池田泰教
一次資料へのリンクURLhttps://suac.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=1758&item_no=1&attribute_id=22&file_no=2
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)
提供元機関・データベース静岡文化芸術大学 : 静岡文化芸術大学学術リポジトリ