一般注記静岡文化芸術大学
本研究は、シュルレアリスムの詩人アンドレ・ブルトンにおける、1940年代以降の自動記述(オートマティスムにもとづく詩的実践)を主題とする。40年代以降のブルトンの自動記述作品にみられる視覚的・造形的性質は、ブルトンが美術批評において展開した「絶対的オートマティスム」論の範疇から再評価できるのではないか。この仮説にもとづいて本研究は、ブルトンの40年代以降の自動記述作品と、同時期のシュルレアリスムにおけるオートマティスムの言説について、調査・分析を行う。その作業をとおして、40年代以降のオートマティスム論にたいする理解を、言語と造形の双方の文脈の交点において更新することが研究目的である。
source:https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-20K21988/
identifier:20K21988
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)
提供元機関・データベース静岡文化芸術大学 : 静岡文化芸術大学学術リポジトリ