並列タイトル等カテイカ ニ オケル ジッセンテキ ナ エイヨウ キョウイク ノ カリキュラム ノ カイハツ
Development of Curriculum of Practical Nutrition Education at Home economics Subject
タイトル(掲載誌)平成15年度-平成18年度科学研究費補助金基盤研究(C)研究成果報告書
一般注記type:Research Paper
栄養に関する知識の差が個人の健康の差につながるともいわれているように、生涯にわたって健康的な生活を送るためには、栄養に関する知識は不可欠である。そして、それらの知識をもとに、自分の健康状態や生活環境を考慮しながら、豊富な食品の中から栄養のバランスを考えて食品を選択できることが重要である。そのためには、小学校、中学校及び高等学校家庭科において、どのような栄養に関する学習を行えばよいのであろうか。学校完全週5日制が実施されたことや総合的な学習の時間が設けられたことにより、教科学習の時間は削減された。家庭科についても例外ではない。その一方、総合的な学習の時間や学校給食において食に関する学習や栄養指導が行われている。また、子どもの日常生活における生活経験は大幅に減少している一方、情報化社会にあって子どもたちはマスメディアを通して食や栄養に関して多くの情報を入手していることも事実である。このような状況を考えると、家庭科における栄養に関する学習について、どのように体系化を図り、どのようなカリキュラムを構築していくべきかを、より綿密に、また早急に検討していかなければならない。そこで本研究では、生涯にわたって健康的な生活を送ることをねらいとした栄養教育の体系化を図ることを目的として、実際の生活で、役に立つ実践的な栄養教育のカリキュラムを開発する。そのため、日常生活では獲得が期待できず家庭科においてこそ学ぶ必要のある知識や技能を明確にするとともに、生活の中で応用できる転移可能な知識は何かを明らかにする。
identifier:平成15年度-平成18年度科学研究費補助金基盤研究(C)研究成果報告書, pp. 1-77
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)