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書誌情報
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- 資料種別
- 文書・図像類
- 著者・編者
- 清水,一
- 著者標目
- 並列タイトル等
- ケイエイシャコウタイ ケンキュウ ニ オケル ケイエイシャ ノ ブンルイ ホウホウ ニ カンスル イチコウサツ
- 本文の言語コード
- jpn
- 対象利用者
- 一般
- 一般注記
- type:80 大阪経大学会「Working Paper」経営者交代の研究分野では,前任経営者の退任後の地位と,後任経営者の出身が議論の焦点になることが多い。本稿では,前任経営者の交代後の地位と後任経営者の出身の分類方法を検討した。 前任経営者の退任後,取締役会にとどまる,代表権を維持する,会長に就任する場合に通常退任(自発的退任)と判断し,それ以外は非通常退任(強制的退任)と分類すると,交代前年の業績が良いと(黒字),自発的退任に分類されやすく,業績が悪いと(赤字),強制的退任に分類されやすい。しかし,代表権の維持や会長就任で分類した場合,そもそも黒字でも半数近くは強制的退任に分類される。また,赤字であっても,取締役会にとどまるものは4割を超えている。このように,退任後の地位で,強制的退任か自発的退任かを分類するのは,全く的外れとは言えないものの,精度は低いといえる。 後任の経営者の出身の分類は,内部昇進と外部招聘に分けられることが多かった。従来の研究では,外部招聘の定義を入社が1年あるいは3年以内に経営者に就任することであると定義していた。しかし,日本では上場子会社がかなり多く,上場子会社の経営者は親会社出身者が子会社に入社後すぐに就任することが多い。よって,後任経営者の出身を,従来の内部昇進と外部招聘だけでなく,親会社出身も分類項目に加えたほうが良さそうである。
- 一次資料へのリンクURL
- http://www.i-repository.net/il/user_contents/02/G0000031Repository/workingpaper/wp2020-2.pdf