文書・図像類

大学院教育の実質化‐工学分野における世界の取り組みを例に考える‐

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大学院教育の実質化‐工学分野における世界の取り組みを例に考える‐

資料種別
文書・図像類
著者
高等教育研究部
出版者
-
出版年
2011-01
資料形態
ページ数・大きさ等
-
NDC
-
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資料に関する注記

一般注記:

教育振興基本計画(平成20 年7月閣議決定)では、政府が今後5年間に取り組むべき施策の基本方向の一つとして、「教養と専門性を備えた知性豊かな人間を養成し、社会の発展を支える」ことがうたわれ、具体的施策として?世界最高水準の卓越した教育研究拠点を形成し、?大学院教育の組織的展開を強化し、?若手研究者・...

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書誌情報

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資料種別
文書・図像類
著者・編者
高等教育研究部
出版年月日等
2011-01
出版年(W3CDTF)
2011-01
本文の言語コード
jpn
対象利用者
一般
一般注記
教育振興基本計画(平成20 年7月閣議決定)では、政府が今後5年間に取り組むべき施策の基本方向の一つとして、「教養と専門性を備えた知性豊かな人間を養成し、社会の発展を支える」ことがうたわれ、具体的施策として?世界最高水準の卓越した教育研究拠点を形成し、?大学院教育の組織的展開を強化し、?若手研究者・女性研究者が活躍できる仕組みを導入することによって、「大学院教育を抜本的に強化する」ことが示されている。これを踏まえて、文部科学省では、国内外の大学・機関との連携、若手研究者の育成機能の強化などによる、国際的に卓越した教育研究拠点の形成を支援することを目的とした「大学院教育改革推進事業【テーマA】グローバルCOEプログラム」、社会で幅広く活躍する高度な人材の育成、人材の国際的好循環の構築などをめざす優れた組織的・体系的取り組みを支援することを目的とした「大学院教育改革推進事業【テーマB】組織的な大学院教育改革推進プログラム 」を実施するなどの政策を展開してきた。また、中央教育審議会大学分科会大学院部会では、大学院教育振興施策要綱(平成18 年3月策定)にもとづく大学院改革の進捗状況を、課程別(修士・博士・専門職学位)および分野別(人社系・理工農系・医療系)に検証する作業がすすめられ、『大学院教育の実質化の検証を踏まえた更なる改善について(中間まとめ)』(平成22 年10 月29 日)がまとめられた。 こうした動向をふまえて、この国際シンポジウムでは、高等教育研究や工学の専門家を国内外から招き、中央教育審議会、企業、大学や研究機関などの多様な視点から、大学院教育のあり方について検討した。知識基盤社会における知識の創造、国際的リーダーシップを発揮できる国際性と創造性豊かな人材の育成という極めて重要な役割を、大学院教育はいかに担うことができるのか。国際的な研究交流と学際的な研究開発にむけて、大学院教育はいかに再編されなければならないのか。これらの問題に迫るために、大学院教育のあり方を高等教育の国際的な枠組みでとらえたうえで、とくに工学分野における具体的な事例に注目した。工学分野に注目したのは、大学で育成するコンピテンスと産業社会の要請するコンピテンスの明確化、それらの連続性・整合性の確保が相対的に高い水準で実現されている先駆的な分野だからである。また修士・博士課程修了後に就職する学生の比率が相対的に高いことから、大学院教育が比較的幅広い層の学生にとって最終学位プログラムとして機能しているからである。