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書誌情報
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- 資料種別
- 文書・図像類
- 著者・編者
- 工藤 , 文三
- 著者標目
- 出版年月日等
- 2005-03
- 出版年(W3CDTF)
- 2005-03
- 本文の言語コード
- jpn
- 対象利用者
- 一般
- 一般注記
- 総合的な学習の時間が全面実施に移され、既に3力年が経過し、各学校においてはその定着に向けた取組が進められている。また、平成15年12,月には、全体計画の作成等を内容とする学習指導要領の一部改正が行われた。各学校において、総合的な学習の時間の定着を進めるには、次の課題を解決する必要があると考える。ア.学校における総合的な学習の時間の目標、内容等を明確化し、指導計画と授業のスタイルを確立すること。イ.総合的な学習の時間の実施による成果を、児童生徒の学習の評価として明確にし、総合的な学習の時間の教育的意義を明らかにすること。ウ.指導計画の作成、授業の実施、学習の評価、カリキュラムの評価と改善等のサイクルを確立すること。本研究は、これらの中で、イ.の学習の評価とウ.のカリキュラム評価について基本的な考え方を整理したものである。学習の評価については、観点の設定、評価方法の選択、指導に生かす評価の在り方等解決すべき点が多い。観点の設定は、結果的に目標、内容の設定に立ち返ることになり、全体計画、指導計画の在り方が問われることになる。評価方法については、観点に対応した方法を設定することが求められる。次にウ.のカリキュラムの評価と改善のサイクルを確立することは、総合的な学習の時間の定着を促す上で不可欠の条件といえる。本報告書では、カリキュラム評価の要素、対象、方法等にっいて、学習の評価と関連させながら要点を整理した。一方、高等学校における総合的な学習の時間については、小中学校とは異なる課題があると考えられる。そのため、今後の改善に向けた基礎的資料を得る目的で全国的な実施状況を調査した。学習課題、学習活動、名称、分掌、指導計画の作成、評価の観点、評価方法、成果と課題等の幅広い:項目について、取組状況を調査した。14380115