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書誌情報
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- 資料種別
- 文書・図像類
- 著者・編者
- 河合 , 久
- 著者標目
- 出版年月日等
- 2007-03
- 出版年(W3CDTF)
- 2007-03
- 本文の言語コード
- jpn
- 対象利用者
- 一般
- 一般注記
- 本報告書は第1章~第5章と参考文献、資料からなる。<BR>第1章は、国際バカロレア・プログラムの概要である。教科外活動の位置づけと評価方法に入る前に、IB校の国内外の動向、DPのカリキュラム構成と試験の評価、IB学習者の人物像などについて最新の情報に基づき要点をまとめた。<BR>第2章は、課題論文(Extended Essay)のテーマと評価基準について扱った。課題論文は教科での学びと関連したことをテーマにして4,000語以内(日本語の場合は8,000字以内)で書く必要がある。課題論文は一般評価基準(General Assessment Criteria)と教科評価基準(Subject Assessment Criteria)に基づいて評価される。これらの基準は生徒にも公開されていて、課題論文の監督者(スーパーバイザー)は生徒にこれらを念頭に置き、積極的に活用するように指導している。最終的に仕上げた生徒の課題論文については、内部評価と外部評価がある。<BR>第3章は、知識の理論(Theory of Knowledge)の評価方法を明らかにした。知識の理論(TOK)は、指定された10の課題(テーマ)の中から一つを選び、1200語から1600語で書き上げる。評価は、内部評価と外部評価からなる。学校での内部評価では、生徒は学習内容のプレゼンテーションを行い教師が評価する。<BR>第4章は、創造性、活動、奉仕(CAS)の活動例と評価方法についてまとめた。生徒は、2年間にわたり、創造性、活動、奉仕のそれぞれについて50時間ずつ(合計150時間)実施する。CASには課題論文や知識の理論と違い、外部評価はない。また、ディプロマの評定のポイントも与えられない。しかし、CASの活動がなかったり、不十分な場合には生徒はDP資格を得ることはできない。<BR>第5章は、大学との接続について考察した。IBプログラムは高校のプログラムでありながら大学においてはIBの教科を大学の単位として認めているところが多い。二重単位(Dual credit)としての扱いである。APの教科もDual creditにすることができるが、APとIBではどのような違いがあるか明らかにした。<BR>資料編は、国際バカロレアのプログラムに関する多くの資料のなかから重要なものを取り上げ翻訳したものからなる。ディプロマ・プログラムのガイド、APとIBの内容を簡潔にまとめた小冊子、国際バカロレア機構の今後の方向性を決める戦略計画、そしてディプロマ・プログラムの評価プロセスである。17530601
- 記録形式(IMT)
- application/pdf