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書誌情報
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- 資料種別
- 文書・図像類
- 著者・編者
- 河合 , 久
- 著者標目
- 出版年月日等
- 2005-03
- 出版年(W3CDTF)
- 2005-03
- 本文の言語コード
- jpn
- 対象利用者
- 一般
- 一般注記
- この研究では、作文(ライティング)の評価の信頼性を高めるための方策の研究行った。作文の評価についてはいくつかのルーブリックが開発されていて、そのルーブリックを教師と生徒が共有することにより、作文の質の向上に繋がったり、ある程度、評価の一貫性が確保されたりすることが報告されている。しかしながら、問題がないわけではない。ルーブリック自体は必ずしも客観的で首尾一貫した評価を保証しているわけではない。やはり評価者を対象にしたルーブリックを使用した評価者のトレーニングが必要となる。絶対評価になったが、学校間で評定に大きな差が発生して、高校入学の合否判定の「ものさし」として利用するには信頼性の面で問題が生じているが、どの学校でも、どの先生でも、同じような評価ができるようにするには、評価者が一堂に会して研修を受け評価技術を身に付ける必要がある。報告書では、SATの小論文の採点作業の方法を紹介した。評価のトレーニングに先立ち、どのような資料を用意して、どのような手順で研修を進めれば客観的で首尾一貫した評価ができるようになるかの参考になる。資料としては、実際に研修で使用され効果を上げている例として、NWREL(TheNorthwestRegionalEducationalLaboratory)で開発した報告書(「コミュニケーションの問題:オーラル・コミュニケーションの有効性、適切性、反応性(EAR)を教室で指導、評価するための手引き」)を翻訳し紹介した。また、米国における高校生が授業等で書くことがどれだけ要求されているか、その実態を調べた報告書(「無視されている""R""一ライティング・レボリューションの必要性一」)を翻訳し紹介した。15530531
- オンライン閲覧公開範囲
- 限定公開