水入遺跡

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 水入遺跡
• 著者・編者: 永井,邦仁; 川井,啓介; 川添,和暁; 鬼頭,剛; 鈴木,正貴; 森,勇一; 藤根,久; 今村,美智子; 植田,弥生; 佐々木,由香; 松葉,礼子; 宮塚,義人
• 著者標目: 永井,邦仁; 川井,啓介; 川添,和暁; 鬼頭,剛; 鈴木,正貴; 森,勇一; 藤根,久; 今村,美智子; 植田,弥生; 佐々木,由香; 松葉,礼子; 宮塚,義人
• 出版事項: 財団法人愛知県教育サービスセンター愛知県埋蔵文化財センター
• 出版年月日等: 2005-08-31
• 出版年（W3CDTF）: 2005-08-31
• 並列タイトル等: みずいりいせき
• タイトル（掲載誌）: 愛知県埋蔵文化財センター調査報告書
• 巻号年月日等（掲載誌）: 108
• 掲載巻: 108
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 水入遺跡は、矢作川西岸に面する中～低位段丘上に様々な時代の集落が展開する遺跡である。後期旧石器は流れ込みであったが付近に生活空間があったことが考えられる。縄紋時代草創期～早期には焼土坑群があり、同中期末に竪穴建物からなる集落が出現する。その後弥生時代末期に集落が展開するが、本格的な段丘面の開発が始まるのは古墳時代中期である。大屋敷地区に下流への灌漑を目的にしたと思われる全長200m以上の大溝が掘削され、大溝機能停止後も集落が展開、尾張産初期須恵器が多く搬入される。そして7世紀後半には下糟目地区も開発され、集落域が拡大する。古代集落は9世紀代に急激な縮小を経て、11世紀代にはほぼ廃絶する。次いで当該地は鎌倉時代に土坑墓からなる墓地として利用される。墓地は14世紀代には廃絶し、15世紀代からは再び集落地となる。特に16世紀代の大屋敷地区は大溝の最掘削や土塁構築、大型掘立柱建物が造られ、一種の川湊として機能していた可能性が考えられる。しかし矢作川の洪水が増え、18世紀代には当該地での集落経営は断絶する。
• DOI: 10.24484/sitereports.1550
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 関連情報（NCID）: BA77262036; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA77262036
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧

目次

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/1/1905/1550_1_%E6%B0%B4%E5%85%A5%E9%81%BA%E8%B7%A1.pdf

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/1/1906/1550_2_%E6%B0%B4%E5%85%A5%E9%81%BA%E8%B7%A1.pdf

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/1/1907/1550_3_%E6%B0%B4%E5%85%A5%E9%81%BA%E8%B7%A1.pdf