薬師ヶ根遺跡

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 薬師ヶ根遺跡
• 著者・編者: 永井,邦仁; 鬼頭,剛; 藤根,久; 小林,克也; 佐々木,由香; バンダリ,スダルシャン; 大澤,正己; 鈴木,瑞穂
• 著者標目: 永井,邦仁; 鬼頭,剛; 藤根,久; 小林,克也; 佐々木,由香; バンダリ,スダルシャン; 大澤,正己; 鈴木,瑞穂
• 出版事項: 公益財団法人愛知県教育・スポーツ振興財団
• 出版年月日等: 2015-03-31
• 出版年（W3CDTF）: 2015-03-31
• 並列タイトル等: やくしがねいせき
• タイトル（掲載誌）: 愛知県埋蔵文化財センター調査報告書
• 巻号年月日等（掲載誌）: 197
• 掲載巻: 197
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 薬師ヶ根遺跡は、境川右岸の丘陵端部に位置する奈良時代から平安時代を中心とする時期に営まれた集落遺跡である。当該期には、集落の端から谷地形にかけての凹地に、廃棄された多数の須恵器・灰釉陶器が集積出土する。これには、付近丘陵地帯の窯で生産されたものの出荷にあたり、選別を行ったものが多く含まれている。その中心は8世紀後半～９世紀後半である。また、墨書土器・刻書土器がみられるのも特徴である。これには付近を古代東海道が通過し、両村駅家が設置されたことと関係するとみられる。 また、鎌倉時代から室町時代にかけても、付近の窯で生産された山茶碗が搬入された場所と考えられる。さらに竪穴状遺構などからは鉄滓・北宋銭・土師器羽釜などが出土し、鍛冶工房の存在もうかがえる。古瀬戸四耳壺や中世瓦が出土する溝もあり、沓掛城築城以前の地域の中心であった可能性も考えられる。
• DOI: 10.24484/sitereports.14888
• 記録形式（IMT）: application/pdf
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 関連情報（NCID）: BB18314892; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB18314892
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧

目次

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/20/20079/14888_1_薬師ヶ根遺跡.pdf

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/20/20080/14888_2_薬師ヶ根遺跡.pdf