並列タイトル等むらたけこのいせき
一般国道42号松阪多気バイパス建設地内埋蔵文化財発掘調査報告 ; 9
巻号年月日等(掲載誌)本文編/遺構一覧・遺物観察表・写真図版編 123-9
一般注記出版タイプ: NA
想定される遺跡範囲の南東端部分、6,759㎡を発掘調査。集落内外を区画する目的で掘削された環濠、竪穴住居群、掘立柱建物、土坑、井戸など弥生時代後期後半から古墳時代初頭を中心とする時期の遺構を確認した。遺構の分布傾向からは、環濠の内外において居住域と墓域の区別や、居住域内においても竪穴住居と掘立柱建物の区域を認識することができるなど、多重の環濠をめぐらせた三重県内最大級の弥生遺跡の集落構造の一端が明らかになった。出土遺物には、大量の弥生土器や古式土師器のほか、水銀朱の付着した石杵などの石器類、井戸跡出土の木製品がある。
DOI10.24484/sitereports.21050
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)