北垣遺跡

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 北垣遺跡
• 著者・編者: 大谷,宏治; 大竹,弘高; 片山,一道; 柴田,亮平; 株式会社日鐵テクノリサーチ
• 著者標目: 大谷,宏治; 大竹,弘高; 片山,一道; 柴田,亮平; 株式会社日鐵テクノリサーチ
• 出版事項: 静岡県埋蔵文化財センター
• 出版年月日等: 2012-12-25
• 出版年（W3CDTF）: 2012-12-25
• 並列タイトル等: きたがきいせき; 第二東名建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書 ; 森町-7/第二東名No.113地点2期
• タイトル（掲載誌）: 静岡県埋蔵文化財センター調査報告
• 巻号年月日等（掲載誌）: 22
• 掲載巻: 22
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 北垣遺跡は、縄文時代中期後半～近世に亘る複合遺跡である。 縄文時代は太田川中流域で遺跡数が増加する時期と呼応しており、この時期に人間の活動が活発化したことが窺える。 弥生時代後期～古墳時代前期は竪穴建物と掘立柱建物の小規模な集落であった可能性が高い。出土遺物や竪穴建物が平面方形であることから弥生時代後期でも中葉以降古墳時代前期に主体を有する集落である可能性が高い。 古墳時代後期～鎌倉時代までには継続的に集落であった可能性が高い。古墳時代後期～終末期には近接する尾根上に文殊堂古墳群や天王ヶ谷横穴墓群などの古墳・横穴墓が多数築造されており、集落の継続時期と古墳群の存続時期を比較すると北垣遺跡の集団は横穴墓群に埋葬された可能性が高いことを想定した。また、この時期の建物は遺跡内に万遍無く建物が建設されるわけではなく、いくつかのグループに分かれていた可能性が高い。鎌倉時代の集落内には小規模な仏堂が存在する集落であった可能性が高い。 室町時代以降極端に出土遺物が減少するが、近接する香勝寺遺跡群などと比較すると、香勝寺遺跡群では15世紀以降の遺物出土が増加する傾向にあり、地域内の主体的となる集団や集落の変化があったことが想定できる。
• DOI: 10.24484/sitereports.21892
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 関連情報（NCID）: BB1142605X; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB1142605X
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧

目次

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/30/30152/21892_1_%E5%8C%97%E5%9E%A3%E9%81%BA%E8%B7%A1.pdf

http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/30/30153/21892_2_%E5%8C%97%E5%9E%A3%E9%81%BA%E8%B7%A1.pdf